現代は社会の変化が非常に早く、さらにグローバルな広がりをもち、先行き不透明な答えのない時代といわれている。そして、こうした予測困難な時代を、豊かに生きる力が求められていると考える。本校では、どのような時代、環境においても、最善解を導くことができる力、「解決力」と「コミュニケーション力」の育成を教育目標に掲げている。学院教育理念「独立自彊・社会有為」のもと、良き伝統を継承しつつ、社会の要請に応えていくことのできる教育を展開している。「新しい学び」として、ロボット教育、グローバル教育、コミュニケーション教育など先進的な手法を取り入れており、学び力はもちろん、「この時代を豊かに生きる力」を育成していく。

1888（明治21）年、大阪偕行社附属小学校設立、1947（昭和22）年に中学部、50年に高等学部を開学。2010（平成22）年には創立60周年を迎えた。

都心にありながら、大阪城近くの豊かな緑に囲まれた明るく開放的な環境、知性と感性を育む先進の学習環境を整備。多彩な施設・設備を揃え、充実した学校生活が送れるようにしている。2021年夏に完成したハイグレードな静寂の空間の自習室、ロボットサイエンス活動専用のラボ＆ファクトリー棟や大型スクリーンが設置されたカフェテリアなど見応え十分。

実力教師陣による解説にくわえ、一人ひとりの習熟度と目的に合わせて生徒みずから最適な学び方を選ぶ「個別最適化の学び」で知識を定着。「プロジェクト型の学び」では現実社会が持つ課題に対し深く考えて知識の探究を行い、実践的な学びを創出。難関国立大学・医学部医薬科を目指すスーパー選抜コースと、国公立大学、難関私立大学、追手門学院大学などをめざす特進コースに分かれる。時間割は、平日45分×7限 + 土曜も有効活用する。45分×7時間とすることで、平日の授業時間数をより多く確保。さらに土曜日は通常授業の設定をせず、祝日で休みになった授業の振替を行うことで、曜日間の授業時間数のバランスを取る。また、土曜日には模試・行事・特別講座等も実施。

生徒一人ひとりの個性を輝かせるため、運動系から文化系まで数多くのクラブが活動している。体育会系・文化系のクラブはもちろん、教養教室として、華道・茶道、フォト、書道、クッキング教室もある。本校の制服は、東京コレクションをはじめ、世界で活躍するデザイナーの石川智恵さんデザインのもの。都心の学校らしいスタイリッシュさが特徴。

・入試に向けて予想したR4（※）偏差値一覧
・入試結果R4（※）偏差値一覧

※『R4』とは、合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階（RANGE＝レンジ）を示し、『R4＝80%、R3＝50%、R2＝20%』を意味します。