聖徳太子が十七条憲法で示された「和」を建学の精神に掲げ、「感謝」「寛容」「互譲」の学園訓をあらゆる教育活動において展開し、グローバル社会で伸び伸びと活躍する逞しい女性を育む。「学力」「語学力」「人間力」の３つの力を育むとともに、これからの時代に求められる２１世紀型スキルの獲得を目指す。また、様々な事に興味・関心を持ち何事にも積極的にチャレンジし、粘り強く自己の夢を切り開くような女性を育てている。

1991年(平成3年)に、一人一人の個性を伸ばす6ヶ年一貫教育を実践する女子進学校として開校。1994年に中学1期生が高校に進学すると同時に高等学校を新たに開校。2020年には創立30周年を迎えた、まだ若い学校だが、着実に実績を積み重ねている。睦学園としは、2023年に創立100周年を迎える。

須磨離宮公園の北、海抜100m余の高台にあるキャンパスは、明石海峡大橋を望む閑静な地にある。校舎は、基調となっている円形が「和」、三角形と四角形が知性と理性を表し、「和」のある円満な知性豊かな家をイメージした近代的な造形美を現出している。全教室の空調設備、電子黒板・Wi-Fi環境の設置によるICT機器の設備も充実。

芸術学部から医学部まで、幅広い進路希望を実現するために、コンサルテーションシートを活用し、6年間一貫したキャリア教育を行う。募集段階から進路を限定するようなコース分けを行わず、基礎段階が終了した中学3年進級段階で進路に合わせた2つのコース「総合文化コース」「理数・医歯薬コース」に分かれる。そして、個々の進路に応じた選択科目により大学入試に対応。放課後の中学生対象のアフタースクールスタディ、高校生対象のトワイライトレクチャーにより個々の各教科の弱点補充やハイレベルの問題にも挑戦。また、高校1年生では、「各自、今一番興味関心があるもの、取り組んでみたいもの」という内容でテーマを決定し、1年間かけて8,000字程度のレポートを作成し、プレゼンテーションを行う。

授業開始を知らせるチャイムや細かい校則、制服がなく、自由で伸び伸びとした環境の中で、自分たちがつくる学校行事や学校生活を過ごすことができる。グローバル教育では、創設以来、全員が3週間のホームステイをしながら海外生活を体験する語学研修を中学校3年生で実施する。毎年、校内スピーチコンテスト(英語オラトリカルコンテスト)やフランス語リサイタルを行う。また、校外での各団体や大学主催のコンテストにおいてもたくさんの賞を獲得。海外留学を希望する生徒に対する奨学金等の支援も万全だ。

・入試に向けて予想したR4（※）偏差値一覧
・入試結果R4（※）偏差値一覧

※『R4』とは、合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階（RANGE＝レンジ）を示し、『R4＝80%、R3＝50%、R2＝20%』を意味します。