1923（大正12）年の創立以来、日本の文化・精神の根幹である神社神道を教育の礎とし、「浄明正直」の校訓をもとに教科指導や学校行事・課外活動などを通じて、正しい心の在り方を育む教育を実践している。

1923年（大正12年）、財団法人大阪國學院によって、「浪速中学校」設立。1947年（昭和22年）、太平洋戦争後の学制改革により新制の中学校「浪速中学校」設置。1948年、学制改革により新制の高等学校「浪速高等学校」設置。1958年、中学校の生徒募集を停止。1985年、中学校の生徒募集を再開。2005年（平成17年）、高校を男女共学とする。2007年、中学校を男女共学とする。2011年、学校法人大阪国学院が学校法人浪速学院へ改称。

創立100周年記念事業として、2024年度に中学校新校舎の完成を予定している。環境の整備には力を入れており、全面人工芝グラウンドや、最大400席の天空レストラン、空手道場や茶室、日本庭園もある浪速武道館、48台のパソコンを備える情報教室などがある。

コースは6年一貫コースの[Ⅰ類]と3年コースの[Ⅱ類]より選択。Ⅰ類は発展的学習に取り組み、国公立大・難関私立大への進路を目指す。Ⅱ類は浪速高校の4つのコースのいずれかへ進学、公立高への進学も可能。習得に時間のかかる「英語」「数学」、そしてすべての教科の基本となる「国語」。本校ではその3教科に重点を置き、公立中学よりはるかに多い授業数を確保している。また、放課後の取り組みとして、全員講習や希望者講習など、授業の理解を深めるための体制を引き上げ実力を養う。全ての教室に標準装備として電子黒板と大型ディスプレイを設置。また、クラウド型ノートパソコン120台や、タブレットを準備。さらに、特別ICT教室を新設し、そこでは自立学習支援プログラムｅラーニング教材を使い、授業や放課後で活用し、得意科目を伸ばし、苦手科目を克服することができる。

中学1年生から3年生を対象として、夏休みの8月に多聞尚学館にて「オールイングリッシュ」で3日間滞在する。クラスアクティビティはもちろん、休み時間中や食事の時間など、外国人講師とふれあうチャンスがたくさんあり、生きたコミュニケーションの中で、英語だけではなく異文化理解を深めることも目標とする。ニュージーランドへの海外語学研修（ホームステイ）も実施している。

・入試に向けて予想したR4（※）偏差値一覧
・入試結果R4（※）偏差値一覧

※『R4』とは、合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階（RANGE＝レンジ）を示し、『R4＝80%、R3＝50%、R2＝20%』を意味します。