建学の精神は「自由と愛」。本校は、自由と愛の精神に基づく学びの場として、生徒一人ひとりを大切にし、個々の生徒が持つ多様な可能性を開花させ、健全な社会の実現に貢献できる若者を育成することを使命とする。

1884（明治17）年、英国聖公会宣教協会により川口居留地に男子校が創設されて以来、キリスト教精神に基づく教育を展開してきた桃山学院が創立125周年を控えた2008（平成20）年、共学の中学校を開校。

冷暖房完備の8階建ての校舎には、聖マルコ館（中学校棟）と聖アンデレ館（高校棟）が隣接、連絡している。教育環境が充実しており、普通教室のほか、講堂（トリニティ・ホール）、図書館や、最新の視聴覚機器も完備。学院創立125周年記念事業として建設された記念体育館「ダビデ・ジム」は、メインアリーナとして体育の授業・クラブ活動のほか、入学式・卒業式にも使用（約2000人収容可）にも利用する。2020年4月全面人工芝生化した芝生グラウンドや、2020年に完成した桃山学院聖アンデレ礼拝堂、11万冊の蔵書を誇る図書館など、教育環境の充実化を常にはかっている。

生徒の学習意欲を高められる学習の深みが異なる2コース制。より高い学力の向上を図り超難関国公立大学・医歯薬系大学への進学をめざす「6年選抜コース」と、一人ひとりの進度に合わせた学習で国公立大学・難関私立大学への進学をめざす「6年進学コース」がある。入試段階から、選抜コースと進学コースに分かれる。「夢の発見」期とする中１･中２では「学習の姿勢」の基礎をつくり、「夢の確認」期とする中３･高１では具体的な思考と実践の段階に入る。「夢の実現」期とする高２･高３では、的確な進路指導で生徒に目指す方向をしっかりと提示し、演習を中心とした授業や課外講習などで実践力を養成する。

クラブ活動は週３日間。各学年の終わりにコース間で入れ替えが行われる。中学3年次の2学期末の成績が学年の上位1/3位以内、あるいは英検準2級以上の資格を有していれば、高校2年次に1年間のカナダ海外留学に参加可能。

・入試に向けて予想したR4（※）偏差値一覧
・入試結果R4（※）偏差値一覧

※『R4』とは、合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階（RANGE＝レンジ）を示し、『R4＝80%、R3＝50%、R2＝20%』を意味します。