1902（明治35）年、女性の自立を掲げて創立。基本理念は「自立・共生」。教育目標は「いのちとこころを大切にする生徒の育成」「かしこくたくましい生徒の育成」「世界を知り、考え、伝え、語り合う生徒の育成」。

1902年、中森孟夫により「京都女子手芸学校」として東堀川上長者町に創立。1951年、私立学校法制定により財団法人を「学校法人京都たちばな女子学園」に組織変更する。1985年、伏見区桃山町伊賀50に移転。2002年、創立100周年記念事業挙行。2010年、京都橘中学校開校・国公立大学進学中高一貫(Ｖ)コース設置・第2グラウンド竣工。2022年、KYOTO TACHIBANA スタジアム竣工・創立120周年。

本校では、生徒のメンタルヘルス・ケアができるよう相談室（ゆーるーむ）を設置し、スクールカウンセラー（臨床心理士・臨床動作士の有資格者）が定期来校している。図書館は本校で大人気のスペース。図書館の奥にはキャレル（囲いのある一人用デスク）があり、読書に学習に没頭可能。また、国語「古典芸能」、理科「再生可能エネルギー」、家庭「絵本読み聞かせ」、総合学習「新聞×本　ビブリオバトル」など、授業でも積極的に活用されている。

京都橘では、国公立大学進学中高一貫コースとして「Vコース」を設置。ゆとりある6年一貫教育を通して、難関国公立大学や医学部、有名私立大学にも対応できる高い学力とともに豊かな人間性を育む。週2回は7時間授業で、無理のない先取り学習を行う。また、夏・冬・春休みには特別授業を行うとともに、自学自習をフォローアップしていく。学びの特色としては、各テストに向けての目標を決めることで「何のために努力するのか」を理解し、勉強に対するモチベーションを引き上げる。また、英語でのペアワークや、プレゼンテーション活動、本の書評などアクティブラーニングに積極的に取り組んでおり、生徒全員がiPadを所持し、各教科でiPadを活用した授業を行っている。中学3年生からは語学研修に挑戦可能。語学力だけでなく、海外で現地の方とコミュニケーションを取り、視野も広げることで、自分の夢を見つけるチャンスとする。

クラブは約21の部が活動している。運動系ではサッカー・テニス・剣道・陸上競技など。文化系では演劇、茶道、書道、吹奏楽など。珍しい活動しては、太鼓、琴、英語ディベート、ロボットプログラミング。制服は、男女別デザインのブレザーとなっており、動きやすくアカデミックなシルエットが印象的なデザイン。セーターやベスト、コートもオプションとしてあり、季節に合わせた着こなしが可能。

・入試に向けて予想したR4（※）偏差値一覧
・入試結果R4（※）偏差値一覧

※『R4』とは、合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階（RANGE＝レンジ）を示し、『R4＝80%、R3＝50%、R2＝20%』を意味します。