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教育方針・校風
キリスト教の理念を基盤とした一貫教育を目指している。創立以来、土曜日も休日とする週5日制を実施し、毎朝礼拝を行い、日曜日の教会出席を奨励している。戦時下の宗教教育の困難な時代にも、キリスト教教育の伝統を守り、時代の試練に耐える強さも兼ね備えている。外国人教師による授業、交換留学、ホームステイ制度など、国際色豊かな全人教育を目指している。
沿革
1875(明治8)年、神戸山本通りに神戸ホームが設立された。94年に「神戸英和女学校」から「神戸女学院」に改称し、1933(昭和8)年には現在地に移転。戦後、学制改革によって中学部・高等学部に改称。79年、創立100周年を記念してタルカット記念館が完成した。2015(平成27)年、創立140周年を迎えた。
環境・設備
阪神間でも有数の文教地区、都心では考えられないほど緑の多い清楚で気品のある環境のなかに、中・高・大の学舎が点在している。岡田山と呼ばれている小高い丘全体が学校であるような印象を受ける。その中央の自然に包まれたなかに、南欧風の校舎が溶け込んでいる。
カリキュラム
基本的には大学までを含んだ10年間一貫教育を目指しているが、希望進路の多様化などもあり、他大学へ進学する者も多い。生徒たちはのびのびとした環境のなかで、自主的な判断のもとに各自の個性と才能を伸ばしながら、将来の進路を選択していく。中高ともに英語教育に力が入れられており、中学では、外国人の先生と日本人の先生によるペアの授業を実施。英語のみ使用し、聴き、話し、読み、書く力を養う。中学修了時には英語による意思の疎通が可能になるほどだ。大学受験のための授業は特に行わないが、授業そのもののレベルは全教科ともかなり高い。
学校生活・クラブ活動
神戸女学院の1日は、8時30分からの朝の礼拝でスタートする。制服はなく、生徒自らの自主性を重んじているため、校則は最低限のものしか決められていない。クラブ活動は原則として全員参加で、女子校では珍しいサッカー部をはじめ、文化系・運動系とも盛んに活動しており、勉強だけではない全人教育の一環として位置づけられている。クラブ活動だけでなく、ボランティア活動にも積極的。常に広く社会に目を向け、自分たちにできることをみつけて積極的に関わる姿勢を大切にしている。「愛神愛隣」の聖句をモットーに、生徒たちはのびのびと日々の学院生活を送っている。
地図・アクセス
所在地
〒662-8505
兵庫県 西宮市岡田山4-1
アクセス
- 阪急今津線「門戸厄神駅」徒歩15分。
偏差値
・入試に向けて予想したR4(※)偏差値一覧
・入試結果R4(※)偏差値一覧
※『R4』とは、合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階(RANGE=レンジ)を示し、『R4=80%、R3=50%、R2=20%』を意味します。