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教育方針・校風
自らの人格の完成、社会の有為な形成者の育成を教育方針としている。また、豊かな情操と徳性を養うことを特に強調。心豊かな女性として生きていくために宗教への関心を深めるように指導がなされている。ユニークな一文字型の校章の模様になっている「さがり藤」は、頭をたれて咲くその花の中に謙虚な女性の姿を見たものと伝えられている。
沿革
1899(明治32)年設立の顕道女学院を前身とし、のちに浄土真宗本願寺派の学校として経営されるようになった。1910年、京都高等女学校と改称。47(昭和22)年、学制改革により新制中学校を開校。2006(平成18)年、併設大までを含む10年一貫を基本とするW(ウィステリア)コースを設置。2020(令和2年)年、学園創立110周年。
環境・設備
東山七条を東に長い坂を上ると、幼稚園から大学・大学院までも備えた総合学園の校舎が見えてくる。長い歴史を誇る京都にふさわしい静かな環境で、設備も充実している。図書館は、生徒の発達段階に応じた図書の利用が考えられており、蔵書数は京都随一を誇る。
カリキュラム
2006年度から、中高大一貫京女人育成をはかる「W(ウィステリア)コース」が開設されている。茶道や華道、着付け、リサーチの授業等、他コースとは異なるユニークな授業が行われている。また、3年次にはオーストラリア研修を行う。 1・2年生は「Ⅲ類」、「Ⅱ類」、「W(ウィステリア)」コースから成り立つ。「Ⅲ類科」は難関国公立大学進学を目指すコースとして、2008年度から開設された。「Ⅲ類科」から「Ⅱ類科」、その反対への変更は中2、高1進級次のみ希望できる。
学校生活・クラブ活動
宗教教育の一環として、講堂の仏前において週に一度、朝の礼拝が行われている。これはおもに音楽法要を中心としたもので、それ以外にも、「花まつり」などの宗教行事が行われる。こうしたさまざまな宗教行事をとおして生徒たちは「いのち」の認識を深めていく。生徒会活動も盛んに行われている。体育祭や文化祭では、体育委員会・生徒会がそれぞれ中心となって、企画・運営にあたり、自分たちの手で作り上げた行事を満喫。特に秋に行われる文化祭には多くの人が集まり、にぎわう。クラブ活動も活発で、茶道部は煎茶・抹茶に分かれて活動。運動系ではダンス部なども人気がある。
地図・アクセス
所在地
〒605-8501
京都府 京都市東山区今熊野北日吉町17
アクセス
- 京阪本線「七条駅」徒歩15分。プリンセスラインバス「京都女子中高前」下車。市営バス「東山七条」下車、徒歩5分。
偏差値
・入試に向けて予想したR4(※)偏差値一覧
・入試結果R4(※)偏差値一覧
※『R4』とは、合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階(RANGE=レンジ)を示し、『R4=80%、R3=50%、R2=20%』を意味します。