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教育方針・校風
創立以来キリスト教を基盤とした人格教育と語学教育を柱としている。人間教育、学習指導ともに、根底にあるのは「一人ひとりの生徒が独立した人格の持ち主である」ということ。最も重要だと考えられているのは、「自己判断能力」の育成であり、生徒たちはのびのびとした環境のなかで、個々の意識を確立していく。
沿革
1884(明治17)年、大阪川口居留地に米国長老教会のミッションスクールとして設立されたウヰルミナ女学校と86年開校の大阪一致女学校が前身。「大阪女学院」と改称したのが1940(昭和15)年。2014年には大阪女学院創立130年を迎えた。2015(平成27)年、「国際特別入試」を開始。
環境・設備
大阪城のほぼ真南、約1km離れたところに、木立につつまれた大阪女学院の学舎が姿を見せる。大阪市から「花と緑の推進校」に指定されているように、校内には緑があふれ、恵まれた環境である。公開クリスマスが行われるヘールチャペルは女子校らしい雰囲気だ。
カリキュラム
中学では特別のコースを設けず、全員が同じカリキュラムで授業を行う。生徒一人ひとりが、将来の自分の生き方や進路を考えていく際に、高等学校への三つの選択肢(普通科文系・普通科理系・英語科)に対応できるように考えられている。 1クラス34〜37名の各学年5クラス編成。レベルの高い英語教育には定評があり、「生きた英語をマスターするには母国語の能力を高めることが大切」という考え方が基本にある。全教科とも、教科の特性に応じて必要なときに必要な内容を重点的に学習することで学習効果の向上をはかっている。例えば、国語では中2・中3で週5時間のうち2時間、古典学習を行い、高1の文法内容をほぼ終了。高校には英語科と普通科(文系・理系)がある。高校からの進路については中3の春に希望調査を実施しているが、英語科と普通科理系については学力の基準を設定。豊富な学習体験を通じて、自ら学ぶ姿勢を養う。
学校生活・クラブ活動
ゆとりあるカリキュラムということもあり、クラブ活動は非常に活発に行われている。テニス、バトンなどは強豪で、ハンドベルやパラム(ボランティア)、環境問題研究部などユニークなものも多い。また、体育大会での「人文字」をまじえた応援合戦は有名で、すばらしいパフォーマンスが繰り広げられる。文化祭も大人気で、開催当日は同窓生や受験希望の生徒、保護者が多数来場。ミッションスクールらしく、12月に行われる公開クリスマスは見事である。受験希望者やOGなどが多くつめかけ、厳粛、かつ盛大にクリスマスを祝う。高1で希望者対象に海外研修を実施。
地図・アクセス
所在地
〒540-0004
大阪府 大阪市中央区玉造2-26-54
アクセス
- 地下鉄長堀鶴見緑地線「玉造駅」徒歩3分。JR環状線「玉造駅」徒歩8分。地下鉄中央線「森ノ宮駅」徒歩12分。市バス「清水谷高校前」下車、徒歩3分。
偏差値
・入試に向けて予想したR4(※)偏差値一覧
・入試結果R4(※)偏差値一覧
※『R4』とは、合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階(RANGE=レンジ)を示し、『R4=80%、R3=50%、R2=20%』を意味します。