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教育方針・校風
明治5年に臨済宗妙心寺の宗門子弟の教育機関として創立。以来、禅の精神を根本に据えた教育は着実に成果を重ね、現在に至る。そして今、国家や宗教、民族の対立をはじめとする、現代が抱える諸問題の解決への光明として世界から着目されるのが、禅の精神。禅は既成概念から脱して独自の発想や自由な発想を生み出すこと、思考を高めて創造的自己を確立することを目的のひとつとしている。花園中学高等学校は、そうした禅を基本とした教育を実践し、将来、国際社会で活躍できる資質と基礎的能力を養う。基本教育方針は「自主的な判断力を養う」「連帯意識を育む」「進取の気風を養う」の3つ。
沿革
1872(明治5)年、宗門子弟の教育機関として高校が開校。2003(平成15)年4月には中学校が開校した。2022(令和4)年、開学150周年を迎えた。
環境・設備
豊かな歴史的文化遺産と自然に包まれた恵まれた環境にある本校には、スポーツ施設、図書室、各種実験室、カフェテリアなど、充実した学校生活を送るための様々な施設がある。創立150周年を機に新しくなった1号館には、柔軟な学習環境として活用できるマルチラーニングスペースや講堂、また増築された3号館には学習の場としても利用できる図書室も誕生した。
カリキュラム
中学・高校の6年間の教育課程を大きく一つのカリキュラムとして捉え、基礎学力の充実と発展的学力の伸長が効果的に行われるように先取り授業を行っている。また、中学校では全国初となるスカイプを利用した「オンライン英会話」の導入やe‐ラーニングの活用による新しい学力の養成にも取り組んでいる。本校は「スーパーグローバルZENコース」と「ディスカバリーラーニングコース」の2コース制。「スーパーグローバルZENコース」では高い語学力を身に付け、海外の大学進学を目指す。「ディスカバリーラーニングコース」では、探求型プログラムで想像力を育みつつ、難関大学を目指す。それぞれの目指す未来を的確に見据えながら、リーダーシップ、イノベーション力、コミュニケーション力、創造力など、国際社会で必要となるあらゆる力を総合的に育む。
学校生活・クラブ活動
18のクラブや同好会が活発に活動している。全国レベルにあるバドミントン部をはじめとし、陸上競技部、ラグビー部、サッカー部、男子バスケットボール部等、優れた指導者のもとでそれぞれの目標の達成を目指して、自主的に日々励んでいる。また、本校では積極的に留学生の受け入れを行っており、アメリカ、オーストラリア、インド、ドイツ、フランス、タイなど世界各国から来日し、コースや学年に関係なく、互いに刺激し合う姿が見られる。
地図・アクセス
所在地
〒616-8034
京都府 京都市右京区花園木辻北町1
アクセス
- JR嵯峨野線「花園駅」徒歩7分。市営バス「木辻南町」下車徒歩2分、または「西ノ京円町」下車徒歩10分。阪急「西院駅」からスクールバスあり。
偏差値
・入試に向けて予想したR4(※)偏差値一覧
・入試結果R4(※)偏差値一覧
※『R4』とは、合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階(RANGE=レンジ)を示し、『R4=80%、R3=50%、R2=20%』を意味します。