初等教育から高等教育までの一貫教育を同一キャンパスで実践することのメリットを最大限に活用し、「確かな学力」「国際理解力」「情感豊かな心」「健やかな体」を発達段階に応じてバランスよく高める。それにより、人間力の基礎となる部分を養い、高い倫理観と品格を有した「高い人間力」をもつ人材を育てる。

1886（明治19）年、関西法律学校開校。1905年、私立関西大学と改称。47（昭和22）年、関西大学第一中学校開校。48年、関西大学第一高校開校、新制大学に移行。86年、創立100周年記念式典挙行。2008（平成20）年、関西大学北陽高校開校。10年4月、高槻に初等部･中等部･高等部開校。

都市型キャンパスの名にふさわしいその学舎内には無線LAN（Wi-Fi）環境が整備され、生徒たちは学校生活のあらゆる場面で、ICTを日常的に使用している。すべての普通教室と特別教室には電子黒板が設置されており、他にも図書館・室内温水プール・講義室・マルチメディア教室等がある。

月曜から金曜までは6時間（このうち2回が7時間）、土曜日は4時間の授業を実施。「国際理解力」という観点から、英語の授業は週７時間を確保。キーワードはInteresting&Moving。理性や感性に働きかける教材を用いながら文法力や語彙力の確実な定着をはかる。また、EnglishDayやテレビ会議システムを使った海外の学校との意見交流も行う。2014年には文部科学省より『スーパーグローバルハイスクール』の指定を受け、国際的な視野と自ら考えて行動できる問題解決力を持った人材育成を実践している。

情感豊かな心を育てるため、各界で活躍されている方々による講演会や芸術鑑賞会を実施する。中1〜中3の3年間で、関西大学13学部との中大連携授業を展開し、社会への関心を高め、将来の進路を考える取り組みも行っている。体育祭･文化祭は高等部と合同で実施。1年中利用できる温水プール、人工芝のグラウンド、大学と連携したアイスアリーナ、優雅な茶室等を活用して部活動を行う。クラブは、サッカー・バスケットボール・水泳・日本拳法・女子ラクロス・アイススケート・吹奏楽・茶道・囲碁・英会話・英字新聞・フィールドワーク・マルチメディアなど。保護者会や個人懇談期間を設け、家庭とのきめ細かい連携をはかる。

・入試に向けて予想したR4（※）偏差値一覧
・入試結果R4（※）偏差値一覧

※『R4』とは、合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階（RANGE＝レンジ）を示し、『R4＝80%、R3＝50%、R2＝20%』を意味します。