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教育方針・校風
キリスト教の価値観に基づく全人教育を基本理念としている。具体的には、常に謙虚に自己を養うこと、愛をもって義務を果たし、知性を育てること、そしてそれにより社会に貢献していくことを目指す。伝統を見据えること、将来を見つめることをとおして、自らの判断力を育てる。シスターとの心の交流は生徒の生活に浸透しており、愛校心もきわめて強い。
沿革
1923(大正12)年、カトリック女子修道会「聖心会」を母体として、神戸住吉地区に「住吉聖心女子学院」が設立された。26年には、現在地に移転、名称を小林聖心女子学院と改称して現在に至っている。2023(令和5)年には、学院創立100周年を迎える伝統校である。
環境・設備
閑静な住宅街として知られる宝塚市小林の高台に位置しており、緑豊かな校内は隅々まで手入れが行き届いている。少人数の家庭的な学校で、おおがかりな設備は少ないが、その美しさと清潔感は「聖心会」ならではのもの。敬虔な心を育むのに、必要にして十分な環境だ。
カリキュラム
古くから1年間を前期・後期に分ける2学期制を採用しており、授業は週5日制で、土曜日をクラブ活動・行事・定期考査などにあてている。出題範囲の広い定期考査など、知育面もなかなか厳しいようだ。なかでも、英語教育には定評がある。外国人教師による指導を徹底するとともに、フィリピン、オーストラリアなどとの国際交流が盛んに行われており、それによって実力が養われていく。英語は全学年1クラスを分割して行い、中3からは習熟度別編成をとる。進学指導の面でも、高2・高3になると、多くの選択科目が用意されており、理系・国公立大などの希望進路により個々の選択が行われていく。
学校生活・クラブ活動
カトリック系ミッションスクールらしく、シスターが厳格なしつけを行っているが、家庭的で生徒はみなのびのびと楽しそうだ。ストライプのブレザーと紺のスカートという制服からは、非常にはつらつとした印象を受ける。原則として全員が参加するように義務づけられているクラブ活動も活発。恒例となった夏期休暇中のフィリピン・タイ・韓国・カンボジア・台湾などの体験学習とオーストラリアでの夏期研修プログラムは、生徒の視野を大きく広げるのに役立っている。もちろん、クリスマスキャロル・ウィッシングなどの宗教行事も多い。ほかに野外合宿や立山登山など、生徒たちにはさまざまな体験をする場が与えられている。
地図・アクセス
所在地
〒665-0073
兵庫県 宝塚市塔の町3-113
アクセス
- 阪急今津線「小林駅」徒歩7分。
偏差値
・入試に向けて予想したR4(※)偏差値一覧
・入試結果R4(※)偏差値一覧
※『R4』とは、合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階(RANGE=レンジ)を示し、『R4=80%、R3=50%、R2=20%』を意味します。