親鸞聖人のみ教えに基づく人間教育を建学の精神とする。学園生活を送る生徒たちの心にごく自然な形で染み込むように建学の精神を「ことばを大切に」「じかんを大切に」「いのちを大切に」の３つに具現化。一般には教育の三本柱として、知・徳・体が挙げられるが、中学校では知育・体育の根底に宗育（徳育）をおく。知性の開花も体力の充実もすべて宗育を礎としている考え方からである。その宗育を柱にして「こころの知性」（ＥＱ）を高め、人間力を磨き、夢の実現を目指す教育を行っている。

1876（明治９）年、「金亀教校」として創設。1909年に現校地に移転、翌年平安中学校と校名を改めてスタートした。1976 (昭和51)年、創立 100 周年。記念校舎（中学校校舎）等諸施設竣工。2008（平成20）年、龍谷大学と付属校化に関する協定を締結し、現校名に改称。2016 (平成28)年、創立140 周年。記念事業として、翌年、龍谷大平安ボールパークに甲子園「優勝記念石碑」ならびに「出場記念碑」を建立。

講堂やオープンスペース職員室がある「本館」をはじめ、明るく開放的なカフェテリアがある「光顔館」、人工芝グラウンド、体育館やトレーニングルームなど、勉強に部活動に精一杯取り組める環境を用意。2027年3月完成予定の新校舎プロジェクトも進行中。

●龍谷大学進学コース→プログレスコース　●上位大学を目指すコース→選抜特進　●　アスリートコース（硬式野球専門コース） 本校は、独自の学習システム『ステップアップテスト方式』や『年間を通しての大幅な授業時間数確保』により、生徒個々の学力の大幅なアップに成果を上げている。また、〈中高一貫職員室〉・〈あゆみ〉に象徴される先生と生徒の距離の近さ、面倒見の良さでも定評がある。そして、本校では平安高等学校と教育課程を統合し、充実させた『一貫選抜コース』の学習カリキュラムを編成。これまで培った学習システムや教育ノウハウを基本としながら、中高の接続部分の重複を省くことにより、６年をかけて「たっぷり・ゆっくり・しっかり」と学び、目標とする国公立大学・有名私立大学の現役合格を目指す体制としている。

クラブ活動は心身を鍛えるだけでなく、人としてのルールやマナーを学ぶ大切な場でもあると考え、推奨。●体育系クラブ：野球、剣道、バスケットボール、バドミントン、フェンシング、陸上競技、ソフトテニス、柔道、チアダンス　●文化系クラブ：考古学研究、鉄道研究、美術、吹奏楽、新聞（同好会）

・入試に向けて予想したR4（※）偏差値一覧
・入試結果R4（※）偏差値一覧

※『R4』とは、合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階（RANGE＝レンジ）を示し、『R4＝80%、R3＝50%、R2＝20%』を意味します。