立命館一貫教育のもと、「自由と清新」の気風、「平和と民主主義」の理念を理解し、国際社会や地域社会で活躍できる高い能力や倫理観、市民道徳を有する国際人の育成を目標とする。

立命館守山高等学校の前身である守山市立守山女子高等学校は、1959年守山町立守山女子高等学校（被服科）として設立。1970年市制施行に伴い守山市立守山女子高等学校となった後、1982年に商業科、1988年に英語科を設置。2006年4月より学校設置者が守山市から学校法人立命館に移管され、立命館学園の4番目の附属高校となる立命館守山高等学校（男女共学・普通科設置）として新たにスタートし、開校と同時に文部科学省スーパーサイエンスハイスクールに指定される。2007年4月に守山市三宅町の新キャンパスに移転し、新たに立命館守山中学校（男女共学）を開校し、2016年に立命館守山中学校・高等学校として10周年を迎えた。

メディアセンター1階にある図書館は集中して学習や課題に取り組める個別学習ブースや図書資料閲覧、新聞、雑誌等を利用することができる。また、図書館で行う授業では、書籍の他に、タブレット端末やノートPCも併せて学習に利用することが可能。

アカデメイア（AM）コース…中学課程から始まる立命館大学・立命館アジア太平洋大学へ続く一貫教育のコース。アドバンスト（AD）コース…難関国公立大学進学を目指す高校フロンティアコースと将来のグローバル社会での活躍を念頭に置いた高校グローバルコースへの進学を想定したコース。両コースともに基礎学力を身につけるため、中学３年間で200冊･30000ページ以上の読書、漢検準２級･文検３級･数検準２級･英検準２級相当への到達を目指す。力を入れている理科教育では実験を多く取り入れ、身近な疑問や現象を材料とした自然観察を重視し、総合学習では地域協力型プログラムを実践。滋賀県立琵琶湖博物館との連携講座、伝統芸能「田楽」の練習・発表、企業の協力による校外学習など地域に学ぶ内容を展開。1年生を対象に学校指定のiPadを用いた学習支援プログラム「RICS」の運用している。

中３では全員がニュージーランドへの海外語学研修に参加。制服は、中学高校ともにブレザーで、2017年度より伝統、本物志向・地域性・国際性・学術性の５つのコンセプトからグレードアップされた。体育部・文化部の多彩なクラブ活動も大切な学びと成長の場。目標に向かって一人努力を重ねる、仲間とともに汗を流し、喜びや悔しさを分かち合う。そうした日々を通じて、生涯の糧となる自主・自律の精神を培い、さまざまな人と力を合わせることのできる協調性やコミュニケーション力を育む。

・入試に向けて予想したR4（※）偏差値一覧
・入試結果R4（※）偏差値一覧

※『R4』とは、合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階（RANGE＝レンジ）を示し、『R4＝80%、R3＝50%、R2＝20%』を意味します。