“愛のある教育”という教育の原点を見つめ、“誠実・明朗”――「真心のある明るく元気な子」――に育ってほしいとする親の願いをかなえる教育を目指す。その具体的な目標として、「それぞれの子どもが持っている能力の最大開発」と「宗教的情操に基づく感性の涵養」を挙げ、勉学・スポーツ・芸術活動をとおして、高い理想と優れた叡智を兼ね備えた人間を育成。授業は１コマ70分、年間授業日数は250日を確保。充分な時間をかけ、より深い理解を導く。また、よりわかる授業を目指し、習熟度別クラスや放課後の補習を実施。勉強面だけでなく、しつけの重視や一般教養の習得にも力を入れ、古典芸能鑑賞教室・クラシック音楽鑑賞・社会見学なども行う。

2004（平成16）年、小学部と中学部が開校。

万葉集にも詠われた二上山の北麓に位置し、金剛生駒紀泉国定公園の深い緑に包まれた静かな環境に立地している。また約10万㎡にも及ぶ広大な敷地には、「サヌカイト」を原料に大量の石器が作られた「サカイ遺跡」「平地山遺跡」があり、自然と文化に恵まれた環境は理想的な学びの場となっている。直径90mの円形校舎、その内側は憩いの広場と呼ばれる天然芝を敷き詰めた校庭となっている。お弁当を食べたり、ボール遊びをすることができる。また、約1,200名を収容できる講堂や、25,000冊を超える図書室があり、窓から眺める風景にしばし目を奪われるほど眺望のよい閲覧室が自慢。

本校は、中・高6年一貫コース制となっており、教育内容を精選し、必要なところでは反復によって定着を徹底する。さらに、発展的な学習を取り入れ、余裕のある時間数を活かした効果的な指導を進めている。6年間の交友関係は互いに切磋琢磨する良きライバルをつくり、心の友とも呼べる生涯を通じた親友を得ることにつながる。また、少人数の学校において、6年にも及ぶ先生と生徒の師弟関係が、教え育むという意味において理想的な環境といえる。

クラブ活動は、月・水・土の週３回程度に限定し、限られた練習時間で有効な活動ができるよう配慮。〈体育系〉 軟式野球、ソフトテニス、サッカー、バスケットボール、剣道、陸上、卓球〈文化系〉 ブラスバンド、美術、放送、理科、ＥＳＳ、音楽、古典芸能、文芸、囲碁・将棋

・入試に向けて予想したR4（※）偏差値一覧
・入試結果R4（※）偏差値一覧

※『R4』とは、合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階（RANGE＝レンジ）を示し、『R4＝80%、R3＝50%、R2＝20%』を意味します。