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生物部所蔵のヨコヅナアリの飼育器。「兵隊アリにかまれたときの痛さは、ニッパーではさまれたような激痛で、それもそのはず!兵隊アリは、乾燥重量で小さいアリの500倍もあるんです」と生物部部長の表現力豊かな説明に脱帽。

洛星は、今からおよそ70年前にヴィアトール教育修道会によって、京都の閑静な住宅地に設立されたカトリック系男子ミッションスクールだ。同校では、キリスト教的価値観にもとづき、質の高い全人教育、すなわち、「こころ(徳力)・あたま(知力)・からだ(体力・行動力)」のバランスのとれた青年を育成。そして、卒業後も、隣人、社会、世界に貢献するよきリーダーとなることを願っている。同校では、初の女性校長が誕生。小田恵先生は4月まで国語の授業を担当されていたこともあり、生徒に気さくに話しかけ、逆に生徒からも気さくに話しかけられる姿は素敵だ。女性だから、ではなく、これまで通りの洛星の良さをさらに進化させようと、意気込む小田恵校長先生にお話を伺った。

2022年9月取材

SPIRITSキリスト教カトリック精神に基づく“全人教育”良い心と、良い頭と、行動力を備えた人間に!

ピーター先生の高2「英語」。取材陣が教室にお邪魔するや、
シャキッとなって、生徒の笑いを誘い、さらにわざとかっこつけた
ポーズをとって、教室は大爆笑。和製英語~Loanwords~がいかに
たくさんあるかを紹介。「スシ・ラーメン・タイフーン・ツナミ・
フトン⇒ジャパンでは、オンザグラウンド、日本の布団とはアメリカは違う」

京都という土地柄ならではの、文化的・芸術的素養を備え、学校生活を大いに楽しんでいる同校の生徒たち。 男子校では当初珍しかった家庭科での調理実習、赤ちゃん講座、キリスト教系の学校ならではのクリスマスタブローなど、人間力を高めるしかけがたくさんある学校生活は、「私学だからこそ!」のこだわりを感じる。


  • 生物部の仲良し4人組。かわいがっているヤモリと

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