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防災教育の実際
学びを深めるために
ぜひとも訪れたい、この施設!
関西地区には、防災・減災について学べる施設がありますが、ここでは代表的な2つの施設を紹介します!
防災・減災に関する先進的な取り組み!
人と防災未来センター
最新の設備を通じて、大震災を次代に伝える!
同館は「兵庫県立美術館」や「JICA(独立行政法人・国際協力機構)関西」などが並ぶ臨海エリア・HAT神戸にある。
人と防災未来センターでは、1995年1月17日に起こった未曾有の大地震・阪神淡路大震災の経験を、決して風化させることなく次代に伝えるよう、体感を通して学べる施設となっている。震災に関する知恵や知識をわかりやすく発信しており、災害に強いまちづくり、地域づくりに役立てることを目的としている。同館には調査研究機関が置かれ、国際的な防災・人道支援の拠点としての機能もある。主な施設としてはガイダンスルームのほか、「震災追体験」「震災の記憶」「防災・減災体験」のフロアやシアターなどがあり、机上だけでなく、五感を通じて学ぶことができるのが特長。講義室やプレゼンテーションルームも完備し、世界各国から来場者を迎えている。
人と防災未来センター
住所 | 神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2 |
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電話 | 078-262-5050 |
開館 | 9:30~17:30(※季節により終了時間が異なる) 入館料/小・中学生は無料。大人600円 |
休館 | 毎週月曜日(祝祭日の場合は翌平日) |
交通 | 阪神「岩屋」・「春日野道」駅から徒歩約10分 JR「灘」駅南口から徒歩12分 阪急「王子公園」駅西口から徒歩約20分 |
Web | http://www.dri.ne.jp/ |
津波災害から生命を守る知恵を伝授!
津波・高潮ステーション
大迫力の「ダイナキューブ」で津波災害を疑似体験!
大阪市営地下鉄(中央線・千日前線)阿波座駅からすぐのところにある「津波・高潮ステーション」は、2009年9月に大阪府西大阪治水事務所が府民の防災意識の向上を目的に開設したもの。
大阪府には海抜ゼロメートルの地点も多く、災害の中でも津波・高潮に特化した展示となっているのが特徴。過去の津浪災害から学ぶ教訓や高潮対策の現状がわかりやすく紹介されている。中でも津波災害体感シアター「ダイナキューブ」では、前面・左右側面・床面の4面に迫力ある映像が映し出され、津波の恐ろしさを体験するとともに、日々の暮らしにおいて家族のコミュニケーションがいかに大切かを気づかせてくれる。
近い将来、必ず起こるといわれる南海トラフ巨大地震。津波災害の怖さを知り、自分たちの居住エリアの危険性を確認することもできるこの施設をぜひ訪ねてみてほしい。
津波・高潮ステーション
住所 | 大阪市西区江之子島2-1-64 |
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電話 | 06-6541-7799 |
開館 | 10:00~16:00 入館料/無料 |
休館 | 火曜日(祝祭日の場合は翌日) |
交通 | 大阪市営地下鉄「阿波座駅」 10番出口から徒歩約1分 |
Web | http://www.pref.osaka.lg.jp/nishiosaka/tsunami/ |