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教育方針・校風
初代校長・森礒吉の「子供や若い人たちは学園の宝」という言葉が表しているように、帝塚山はあくまでも生徒を中心において、より効果的で、より魅力的な教育活動を実践し、生徒一人ひとりを大切に育てることを方針としている。全人教育を目指す一方で、大学進学を大きな目標として、進路希望が異なる多様な生徒に合わせてコース制を取り入れ、成果を上げている。
沿革
1941(昭和16)年、帝塚山学院創立25周年記念事業として設立された。戦後、幼稚園、小学校、短期大学(04年募集停止)、4年制大学を備えた総合学園となり、現在に至る。男子英数、女子英数、女子特進の3コース制をとる。2013(平成25)年、女子英数コーススーパー選抜クラスを設置。2021(令和3)年、創立80周年。
環境・設備
近鉄「学園前駅」の改札を出ると目の前に校舎が建っており、立地条件は抜群。また、歴史的文化遺産の宝庫でもある奈良・平城宮趾の西に位置し、自然環境にも恵まれている。天文学や物理の実習にも使用できる天文台など、特別教室棟のすばらしさには目を見張るものがある。
カリキュラム
東大・京大・阪大・神戸大等の国公立大学への現役合格を目指し、先取り学習を行っている。中1・中2で中学内容を履修、中3〜高2で高校の内容を履修、高3で徹底的に受験対策を行う。2007年、少数精鋭の男子スーパー理系選抜コースがスタート、2013年に女子の英数コースにスーパー選抜クラスも設置され、学力上位の生徒も充分満足できるハイレベルな授業が展開されることになる。長期休暇中には、中1・中2の段階では夏・冬・春の講習、中3からは大学受験セミナー等の補習授業が行われており、「通塾不要」の体制をとっている。
学校生活・クラブ活動
おおらかでのびのびとした校風である。全国でも珍しい男女併学の形をとっている。中学の授業は男女別に、その他の教育活動は男女合同で行い、共学・別学のそれぞれの良さを取り入れている。クラブ活動も活発で、運動系16・文化系24の部が活動している。またギターマンドリン部などのユニークなクラブもあり、さまざまな場で美しい音色を聞かせてくれる。情操教育にも力を入れている帝塚山だが、その一環として音楽への積極的な取り組みがあり、女子の各コースの音楽の授業で行われるバイオリンの演奏などは実に見事。また、シンガポールのACJC校と姉妹校提携を結んでおり、各クラブが相互に訪問、交流を深めている。
地図・アクセス
所在地
〒631-0034
奈良県 奈良市学園南3-1-3
アクセス
- 近鉄奈良線「学園前駅」徒歩1分。
偏差値
・入試に向けて予想したR4(※)偏差値一覧
・入試結果R4(※)偏差値一覧
※『R4』とは、合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階(RANGE=レンジ)を示し、『R4=80%、R3=50%、R2=20%』を意味します。