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- 11/9 サイエンスフェスタ開催報告!〈四天王寺・帝塚山学院・武庫川女子大学附属 編〉
〈四天王寺〉葉脈標本づくりをしよう!
木の葉には、根から吸収した水を体全体に運ぶための道管と、光合成で作られた有機物を運ぶための師管があります。それらがセットになり、繊維束となって張り巡らされており、これを「葉脈」といいます。四天王寺では水酸化ナトリウムという薬品を用いて、この葉脈だけを取り出す実験を体験。水酸化ナトリウムは少々危険な薬品なので、学校の先生がしてくれます。参加した小学生たちは、化学変化を実感し、美しい葉脈標本をつくることができました。取り出した葉脈は栞(しおり)にして小学生にプレゼントされます。栞に使うリボンを選べるのは嬉しい気遣い、女子校ならではですね。
〈帝塚山学院〉自ら光っている光を合わせてみるとどうなるかな?
帝塚山学院では5種類の豊富な実験が用意されていました。そのなかのひとつ、「自ら光っている光を合わせてみるとどうなるか?」は、加法混色(かほうこんしょく)の実験です。懐中電灯に赤・青・緑それぞれのセロハンを貼り、ライトを当てます。それぞれから出る3色の色の重なるところによって、色の変化を見ます。3色すべてが重なるところは何色になるかな?他にも「コマが坂をのぼるしくみ」では、なぜそうなるかを優しくていねいに説明する在校生たちの姿がありました。実験器具に触れる小学生たちも皆、楽しそうです。
〈武庫川女子大学附属〉リニアモーターを体験しよう!
武庫川女子大学附属では明るく楽しい先生たちによるリニアモーター体験です。リニアモーターの仕組みが解説され、小学生たちは実際に磁石とアルミテープで実験装置づくりに着手。「アルミテープはていねいに貼ってね~」と声がけされながら、小学生たちは作業していきます。いざ、電気を流すと、手を触れていないのにアルミはくの筒が動いて転がる!磁力と電気はどちらも目には見えませんが、ものを動かす力を発生させる不思議を体験できました。

























