中学受験で大切なのは、子供自身の意思です。
親の意思で受験させたいと考えている方もいますし、それは問題ではありませんが受験まで勉強するのは子供自身ですから、やはり子供の意思を尊重して勉強法を考えていくべきです。
子供は、「どれくらい勉強すれば受験に合格できるのか」を理解していませんし、それが一番知りたいと思っています。
それを知ることで、「どれだけ勉強すれば良いのか」を把握することができるからです。

一番子供の意思を尊重し、時間を有効活用できる勉強法といえば、まずスケジュール立てをすること。
週に何度は塾へ通い、自宅ではこれだけの勉強をする。
その予定さえたてていれば、子供が勉強を嫌だと感じることはありません。
子供に「限界」はありませんが、その限度を把握させておくとスムーズにこなせるのです。

いつまでも勉強していなければいけない、それが子供への一番のプレッシャーです。
勉強法を考える時には、時間の使い方、そして予定を明確にしておきましょう。
1日2時間と決めたらそれ以上は勉強をしないこと。
でも、もし子供がやりたいと言うのであればそれ以上させること。
でも、「昨日余分にしたから」と言って休みはありません。
そのルールさえ決めておけば、子供は流れに沿って学習する習慣を身に着けます。
決して、親が中学受験を受けさせたいエゴばかりが強くなりすぎないよう、子供たちをサポートしていきましょう。