校舎のある上本町は「大阪のヘソ」ともいうべき大阪人文の歴史の発祥地。「一に掃除、二に謹行、三に学問」を学順とし、生徒たちは心身の清掃を心がけ、毎日をすがすがしく過ごしている。特進コース・Ｇコースの2コース制となっており、カリキュラムは6年後の国公立大・難関私立大への現役合格を目標に組まれている。また、世界の人々と交流できるグローバル人材の育成のためのグローバル教育や、最先端の技術を正しく活用できるスキルを養い現代社会で活用できるICT教育に力をいれている。

浄土宗を母体として1890（明治23）年に創設。鎌倉時代に浄土宗を開いた法然上人の教えを建学の理念とする。1967（昭和42）年から中学校の募集を停止していたが、93（平成5）年に募集再開。2011（平成23）年、高校も含め男女共学化。2020（令和2）年、上宮学園創立130周年。

「知・徳・体」をモットーとする上宮では、最新のIT機器を備えたパソコン教室から各種スポーツ関連施設、大阪屈指の広さをもつ図書館など、学生の意欲と成長を支える施設を用意している。リニューアルされた更衣室やトイレも、女子にとって安心できる魅力の一つとなっている。

●特進コース『難関国公立大学への現役合格をめざす』中学校・高等学校が連携し、難関国公立大学への現役合格をめざすコース。より高い学力を養うための独自のカリキュラムを導入。授業後には講習を実施。英語・数学・国語に関しては先取り学習を取り入れている。●Gコース『国公立大学・難関私立大学への現役合格をめざす』基礎学力を充実させ、実践力を磨き、大学入試へつながる学習を進める。高大連携入試や指定校制推薦入試を活用したコース。全国の主要大学での進学枠を確保し、将来への幅広い選択肢が用意されている。両コースともに、おおまかな目安として中2までに中学課程を修了し、中3から高校の内容に入っていく。英・数・国の基礎教科の徹底をはかっており、小テストの実施や課外講習などで理解を深めていくように指導がなされる。内進生は6年一貫体制で進む。中学校で基礎学力と人間力を身につけた後、上宮高等学校と上宮太子高等学校の選択が可能となっている。

●運動部　柔道部、フェンシング部、水泳部、弓道部、卓球部、クリケット部、ソフトテニス部、ゴルフ部、サッカー部 (以下は男子生徒のみ入部可能)剣道部、ソフトボール部、バスケットボール部、ラグビー部　●文化部　美術部、E.S.S部新聞部、写真部、吹奏楽部、映画研究部、天文物理部、書道部、放送部、鉄道研究部、化学部、リバティクラブ、囲碁将棋部、生物園芸部

・入試に向けて予想したR4（※）偏差値一覧
・入試結果R4（※）偏差値一覧

※『R4』とは、合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階（RANGE＝レンジ）を示し、『R4＝80%、R3＝50%、R2＝20%』を意味します。