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- 人と本をアイディアでつなぐ図書委員
本が好き、図書館好きな生徒によって彩られる空間
賢京都聖母学院図書館の蔵書数は約75,000冊。668㎡という広い空間には、読書や自習のための6人がけの大きな机が8台のほか、DVDなど映像を観られるソファ席や個人自習デスク、書庫があります。図書館入口の特設コーナーには、図書館スタッフと図書委員などによる、季節やテーマごとに本を紹介する手作り感満載のディスプレイがされ、なんとも明るい空間が演出されている。
図書委員の活動について教えてくれたのは、図書委員長の木内さんと副委員長の伊本さん、佐藤さん、小山さん(ともに高2)。「私たち図書委員の活動内容は、本の貸出・返却などお昼休みのカウンター当番、季節ごとの飾り付けや本のポップ展示などの図書館の装飾、年に1回の図書委員会企画冊子作製、校内映画会の企画・運営、校外ポップコンテストやしおりコンテストへの応募、学院祭の古本市やバザー、翻訳絵本のボランティア活動、講演会の企画運営などです。」活動への思いもさまざまで、「本が好きな人も、そうではない人も、図書館に来てくれる人をもっと増やしたいという思いで活動しています。」「本は小説のイメージが強いかもしれないけど、本当にさまざまなジャンルの本があるので、ひとつのジャンルで苦手にならずに、本の楽しさをもっと知って欲しいです。」図書委員それぞれ本が大好きであること、図書委員同士も本でつながっている。
図書館に足を運んでもらうためのきっかけ作り
〝どうしたら図書館にもっと足を運んでもらえるか〟、図書委員たちは図書館スタッフとともに考えた企画を実行してきた。過去の企画では、図書館で何冊か借りた人はガチャガチャができて好きなしおりやブックカバーを選べる、全校生徒・教職員によるマンガ総選挙の上位2作品を図書館へ導入する、なども実施。
図書館に足を運ぶきっかけは本だけに限らない。マンガだけを読みに来る人や、トランプを楽しむグループなどそのオープンさも同館の魅力のひとつ。また、同館運営には図書委員のほかにも〝コンシェルジュ〟と呼ばれる生徒たちの存在も欠かせない。このコンシェルジュは常時募集されており、誰でも気軽におススメ本を紹介できる。年間1,500冊もの新着本導入時には、このコンシェルジュからのリクエストも活かされているのだとか。館内のディスプレイを進んで行ってくれる一般生徒もいるなど、図書館好きな生徒たちによって京都聖母学院の図書館は彩られている。
「図書委員たちは、委託された日本の絵本を現地の言葉で読める絵本にして届ける活動にも積極的に取り組んでいます。図書館に置かれた本を持って行った人が誰かに読んでほしい本を置くことで本がリレーする『どうぞのいす』企画なども行っています。」と司書教諭の末次雅子先生。図書委員たちを近くで見守る。現在は、図書館から遠い教室に本を届ける本の出張営業も構想中とのこと。



















