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2026/03/04

【概況PART.1】

全国に先駆けて段階的に無償化制度を導入した大阪府。関西・中国エリアにおいて、少子化とは反比例して中学受験率は上昇の一途をたどっています。そんななか行われた2026年入試、子どもたちは不安や苦しみを抱えながら、それぞれの志望校に向かって全力で挑みました。戦い抜いた子どもたちの頑張り、そばで支えた保護者みなさんに称賛を送りつつ、2026年入試の概況を見ていきましょう。

2026年入試における近畿二府四県の中学受験率は?

 関西の中学入試は、大学入学共通テストと同じ、例年1月の第2または第3土曜日が統一入試日となっています。今年の近畿二府四県の中学入試開始日は1月17日(土)。受験者数は約17850人と、昨年より260人ほど増加となりました。実数として4年連続の増加は2000年以降初めてです。

 今年度の小学6年生児童数は163795人で昨年より3300人減少していますが、2026年入試の中学受験率は約10・9%に上昇しました。これまでの最高1052%(2025年)を超え、過去最高の中学受験率を更新、11%に近い水準まで上がってきました。児童数が年々減り続けている少子化の影響を受けるも中学受験率は10年以上にわたり上昇しており、私学志向への高まりは留まるところを知りません。

 中学受験率は4年連続で10%を超え、今後も上昇していくことが見込まれています。2026年入試の総志願者数は67542人、平均出願数は3・78校でした(2026年2月15日現在)。

 入試回数は初日午前127回、初日午後68回、2日目午前73回、2日目午後45回となり、初日・2日目の入試回数は全体の約72%となっています。


大阪は大幅増の昨年からさらに増加!

 大阪での受験生が約500人増加した2025年入試。2026年入試において大阪ではさらに150人近く受験生が増加しました。高校授業料無償化、大阪市内への高所得層の人口流入などの背景もあり、今後もこの傾向は続くことが予想されます。他地域を見てみますと、昨年減少の兵庫、奈良で約50人の増加、京都は横ばいとなりました。

 全体としては約250人増加しましたが、中堅レベルの学校に集中して増加していることが2026年入試の特徴となっています。私学志向が急速に高まる中、小学校高学年になってから私立中学進学を決断するケースが増えたことが要因と思われます。

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