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- 2025中学入試~関西news②~
2025/02/13
【概況PART.2】
男子最難関の「灘」は志願者数を高値でキープ
全国最難関の灘の志願者数は743人で、昨年から4人減少するも3年連続で700人を超え、実質倍率は2.91倍という高水準を保っています。難関男子校の志願者状況を昨年との対比で見て増えているのは大阪星光学院(46人増)。高校授業料無償化の影響が出ていると思われる数値となっています。
北摂の共学進学校である高槻は志願者数25人増と依然圧倒的な人気を誇り、2017年の共学化・教育改革以降、志願者は増え続けています。入試難度は、女子は既に最難関校の域であり、男子についても最難関校の手前まで来ていると言えるでしょう。
女子最難関である神戸女学院(20人増)、四天王寺(28人増)の志願者数は、昨年の微減から志願者数を増やし、変わらない人気ぶりがうかがえます。
その他、志願者ベースでは、洛南高校附属(17人増)、東山(40人増)、帝塚山学院(12人増)、育英西(33人増)となっています。国立の神戸大学附属は志願者数としては減少でしたが、急増した過去2年間の志願者数が2025年入試では落ち着いた形となりました。