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LESSONS教科書・授業を第一主義に「スーパー特進コース」と「特進コース」を展開。きめ細やかな補習体制で確かな学力定着を可能に

中高ともに50分授業で1日7時限(土曜日は4時限)を基本とした授業第一主義の同校。大学入試から逆算した独自の学習指導法が確立されており、豊富な授業時間数を確保している。また、日々の小テストの結果や授業の理解度より指名制の補習を行うほか、放課後には個別指導や少人数での学習会・希望者対象のマンツーマン指導を実施し、基礎学力の充実、実力養成に重きを置く。同時に、実習農園での農作物栽培(中1)や裁判傍聴など、実際に体験する自然科学などの体験プログラムも実施し、確かな学力と豊かな人間性育成のバランスに配慮された学びとなっている。


  • 情操教育の一環として行われている宗教教育。宗教の授業ではお釈迦様の生涯や教え、般若心経の教えや写経、瞑想などを通じて、生き方や人間性に関する心の教育を行う。学父著によるオリジナルテキストを使用。


  • 午前7時から開放されているスタディホールや職員室横に設けられた学習コーナーなど、生徒が自習に励むことのできる自習の場が多数用意されている。校内全体に学習に向けた雰囲気があり、仲間と切磋琢磨する姿が見られる。


  • 総合的学習の授業では、秋に予定されているポスター発表に向けてグループでの話し合いが行われていた。このポスターセッションは、探究したいテーマを各グループで決め、調べ、壁新聞にまとめていく。夏休みには遠方まで調査に出向くグループもある。テーマ例としては「AED設置の新しい在り方」「包丁の歴史と文化」など。

グローバル探究ゼミ

将来、国際的に活躍できるリーダー育成のための文部科学省プログラム“スーパーグローバルハイスクール”に清風南海は2015年より5年間指定を受け活動していた。地球規模の問題解決に向けて取組み、活動報告書作成、国際シンポジウムでの発表等を行った経験は、同校の探究活動への意識、質を向上させた。

TOPIC生き物が身近にいる環境

生物実験室ではカメ・カブトムシ・ハムスター・プラナリアなど生き物を飼育。主にはフィールドワーク部の生徒が世話をしている。左の写真は「全能性幹細胞」を持ち不思議な生態が特徴のプラナリアを可愛いと愛でる女子生徒たち。海に程近い清風南海では釣り等をして生き物を捕獲することも。

EX-STUDENT TEACHERS清風南海を卒業した先生が数多く在籍。卒業生による講演も

清風南海には同校を卒業し、教員として戻って来た先生が多い。そのため、清風南海を熟知している人が先生になっているため自分たちが経験してきたことが生徒に伝わりやすく、より深い信頼関係が構築できているのだと言う。また、同校職員室にはドアを設けておらず、先生と生徒の距離が近いオープンな雰囲気がある。ほかにも、清風南海出身で東京大学教授を務める研究室へ生徒らが訪問するなど、実際に第一線で活躍する先輩から教わる機会も多い。創立50周年記念としてノーベル化学賞受賞者・根岸英一氏を招いて特別講演会も実施されている。教科書では得られない、知的好奇心を刺激し本物に触れる学びが多いことも同校の特徴となっている。


  • 生徒からの質問があれば、休み時間や放課後に先生が学習室で対応。日々の生活面の相談にも手厚く対応してくれると生徒からも好評!


  • 卒業生である奥野先生が担当する中2・社会「防災について」の授業(写真左上)。同じく中2・英語では卒業生の合田先生による発音指導(写真左下)。ネイティブに通じるレベルを目指し、海外研修旅行や交換留学に役立てたい。


  • 高2スーパー特進コースの数学「極方程式」の授業(写真左上)。担当する田口先生も清風南海の卒業生で高校男子テニス部の顧問も務める。長尾先生担当、中1・国語では動詞の五段活用について説明(写真右下)。

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