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LESSONS教科書・授業を第一主義に「スーパー特進コース」と「特進コース」を展開。きめ細やかな補習体制で確かな学力定着を可能に
中高ともに50分授業で1日7時限(土曜日は4時限)を基本とした授業第一主義の同校。大学入試から逆算した独自の学習指導法が確立されており、豊富な授業時間数を確保している。また、日々の小テストの結果や授業の理解度より指名制の補習を行うほか、放課後には個別指導や少人数での学習会・希望者対象のマンツーマン指導を実施し、基礎学力の充実、実力養成に重きを置く。同時に、実習農園での農作物栽培(中1)や裁判傍聴など、実際に体験する自然科学などの体験プログラムも実施し、確かな学力と豊かな人間性育成のバランスに配慮された学びとなっている。
グローバル探究ゼミ
将来、国際的に活躍できるリーダー育成のための文部科学省プログラム“スーパーグローバルハイスクール”に清風南海は2015年より5年間指定を受け活動していた。地球規模の問題解決に向けて取組み、活動報告書作成、国際シンポジウムでの発表等を行った経験は、同校の探究活動への意識、質を向上させた。
TOPIC生き物が身近にいる環境
生物実験室ではカメ・カブトムシ・ハムスター・プラナリアなど生き物を飼育。主にはフィールドワーク部の生徒が世話をしている。左の写真は「全能性幹細胞」を持ち不思議な生態が特徴のプラナリアを可愛いと愛でる女子生徒たち。海に程近い清風南海では釣り等をして生き物を捕獲することも。
EX-STUDENT TEACHERS清風南海を卒業した先生が数多く在籍。卒業生による講演も
清風南海には同校を卒業し、教員として戻って来た先生が多い。そのため、清風南海を熟知している人が先生になっているため自分たちが経験してきたことが生徒に伝わりやすく、より深い信頼関係が構築できているのだと言う。また、同校職員室にはドアを設けておらず、先生と生徒の距離が近いオープンな雰囲気がある。ほかにも、清風南海出身で東京大学教授を務める研究室へ生徒らが訪問するなど、実際に第一線で活躍する先輩から教わる機会も多い。創立50周年記念としてノーベル化学賞受賞者・根岸英一氏を招いて特別講演会も実施されている。教科書では得られない、知的好奇心を刺激し本物に触れる学びが多いことも同校の特徴となっている。