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- 同志社女子 京都水族館実習で生き物の不思議を体感
2024/10/23
同志社女子中・高
内部推薦制度により約85%が同志社大学へ進学!
京都市上京区にある同志社女子は、個性尊重により自主性が育つ環境を魅力にもつ女子校。同校の生徒たちは内部推薦制度によって同志社大学(約85%)・同志社女子大学(約5%)に進学し、あとの10%は国公立大学や医学系大学などに進みます。そのため、受験勉強とは一線を画す授業展開が可能となり、この水族館実習を行うリベラル・アーツコースの学生たちも、高校3年生という時期ですが、選択科目『生物探究』での水族館フィールドワークが可能なのです。
探究型学習に費やされる時間は実に週16時間!
同志社女子では希望進路や自分の特性に合わせた科目を選べる選択科目制を設けています。高2までは文系理系を問わず幅広く学習、高3になると実施される選択科目に充てられる時間は、リベラル・アーツコースの場合、実に週16時間と授業の半分以上。生徒たちは自分の興味関心で科目を選び、自分だけの時間割で好きな分野に主体的に取り組むことができるのです。
テーマは“オオサンショウウオの観察と肉食動物のつくりの観察”
この水族館実習では対象物をより理解するためのワークシートを活用し、研究対象の観察を行います。アザラシやオットセイも肉食動物であり、その骨格標本を見れば牙や奥歯など肉食動物の特徴を持っていることがわかるのです。実際の動物たちを目の前にして、見て、触れて、匂って、五感を使って感じ、じっくり観察することで各動物についての理解を深めることを目標にしています。