中学受験応援サイト シガクラボ

母校愛あふれる面倒見の良さ 卒業生が後輩たちのために

後輩の質問に答える卒業生。大学生・大学院生である彼女らは自らも多忙を極める中、後輩たちのために来てくれている。

四天王寺の生徒は6年間、実に充実した学校生活を送り、卒業後も仲が良いと定評がある。卒業生たちは母校愛が強く、後輩のために自ら手をあげさまざまな支援をしてくれる。例えば、京都大学・大阪大学・大阪公立大学などの医学部訪問では、その大学で学ぶ四天王寺の卒業生が案内役を買って出て、大学で学んでいることや自分たちが医学部をめざして過ごした中高時代までのことを後輩たちのために語ってくれる。また、大学生サポーターとして3〜4名の卒業生が同校の自習室で待機し、月曜日から土曜日まで生徒たちの勉強を見てくれて進路の相談等も行っている。悩みをよく理解してくれる先輩たちに毎日というほど相談可能な環境は実にありがたく、生徒たちにとっても心強い味方となっている。ここにも聖徳太子の教えである、誰かのために自らを活かすという精神が息づき、脈々と後輩たちに受け継がれていく。

SPIRITS明るく真面目に、何事にも全力投球の四天王寺生たち。
「知性・感性・和のこころ」を育む調和のとれた教育を実践

穏やかで深い人間性を備え、世界に貢献できる女性の育成こそ、四天王寺が創立当初より掲げてきた教育理念だ。同校の生徒は、はしゃぐ時と勉強する時、その切り替えがうまく、メリハリをつけて自らの目標に向かって努力を続けられる子が多い。高い知性は四天王寺女子教育によって更に伸ばされ、海外留学や英語教育、医学部見学体験など本物に触れる体験活動がプラスされることで各々が確固たる目標を見定めていく。さらに不安定になりやすい多感な時期にも宗教教育により精神的な支柱を得、自らの存在価値を感じながら前進できる。培われた能力を社会で活かしたいという気概をもって何事に対しても積極的に取り組む未来の女性リーダーとなれる子たちの集まり、それが四天王寺中・高だ。


  • 「和光館」は素晴らしい照明と音響設備を誇る約570名収容可能な地下ホール。天井には仏教の宇宙観を表す巨大な曼荼羅が拡がり、壇上には救世観世音菩薩像を中心に四天王像が安置されている。和光館では校長や外部講師を招いての講演会も多数実施されている。医学に関する講演が多いことも特徴の一つ。


  • 四天王寺では毎年6月に大阪城ホールにて体育祭「塔影祭」を行う。リレーや玉入れ、騎馬戦など競技に参加する生徒も応援する生徒も、会場が一体となり盛り上がる。どの競技でも勝利を目指し、全員が全力を尽くす姿はまさに四天王寺ならではの光景。各学年のパフォーマンスやダンスなど、迫力あるプログラムは圧巻だ。

LESSONS質・量ともに充実した学習プログラムで知識を確実に定着させる

中3国語・古典文法の授業で「係助詞」を学ぶ。生徒にチョークを渡し、アクティブに授業に参加させる亀山先生。次々に生徒を当てると、生徒たちは黒板にすらすらと答えを書いていく。

教室をのぞくと、休み時間の元気な姿とは一転、授業に真剣に向き合う生徒たちの姿がある。2023年入試では卒業生406名のうち国公立大学合格者数が現役で110名、そのうち医学部医学科合格者数は現役20名となっており、難関私大への合格者数も伸びている。こうした実績の背景には、学習の土台構築のため頻繁に行われる小テストや間違い直しノートによる、弱点をそのままにせず真に理解してから次のステップへ進むスタイルの実践がある。


  • 探究学習ではコース毎に現代社会が抱える様々なテーマや能力向上教育に取り組む。例えば医志コースではSDGsや医療倫理の問題について話し合い、内容・成果の発表まで行う。英数コースでは日経新聞を通じてニュースに触れ、思考力・発信力・記述力等を養う。英数Sコースでは演劇に取り組み、表現力・コミュニケーション能力・プレゼンテーション能力・協調性の向上を目指す。


  • 同校は週6日制を採用。じっくり学べる授業時間数が確保されている(第4土曜は休業)。四天王寺には遠方より通学する学生も多く、休み時間にも焼き立てパンが売られ、学ぶ力を補給する学生も多い。


  • 高2『メディア』の授業ではExcelVLOOKUP関数を習得


  • ネイティブ教員は計5名在籍。エド先生による高1・英会話の授業ではクラスを半分に分けて少人数制にて実施される。休み時間には自習室で生徒たちの質問にも答えてくれる。同校ではハーバード大学生との英語における表現力向上を目指す独自プログラムも実施され、職業人として使える英語を習得する。


  • 高3理科・物理の授業では水上先生による大学入学共通テストに向けての過去問演習が行われていた。取材陣のカメラに少々照れ気味の水上先生にすかさず生徒たちからツッコミが入る。高度な演習問題に取り組みながらも授業自体には明るい雰囲気が漂う。

関連情報