「一貫SP」「一貫SA」の両コースとも、同じカリキュラム、同じ授業進度で展開されるが、理解力が高い「SP」では、理科の実験なども豊富に、より深い学びをめざした授業が行われるという。中学３年間の週当たりの主な授業時間数を見ると、総時間105時間のうち、多いものから「数学」18、「英語」18、「国語」15、「理科」12、「社会」10、「総合的な学習の時間」に行われる「キャリア・フロンティア」は５.４となっている。

コロナ禍においては、各自が前を向いて昼食をとる。団欒がないのは残念だが仕方がない。中高一貫の生徒たちが参加できるクラブ活動はスポーツ系（テニス／サッカー／空手道／卓球／剣道／柔道／弓道／ダンス／陸上競技／バトミントン）、文化系（図書／科学／囲碁・将棋／茶華道／コンピュータ／書道／吹奏楽／ESS／新聞／地球活性）と、それぞれ10種類ずつある。ただし、空手道部に関しては経験者のみ入部が可。弓道部は高校からの活動で、中高一貫の生徒の姿もあった。