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神戸国際中学校

国際共生社会で伸び伸びと自己表現する女性を育てる

ステージは毎年12月、英語×フランス語
KISに魅せられる!

神戸国際(KIS)の生徒にとって、年1回の舞台は憧れであり、自身を成長させる場。
『英語オラトリカルコンテスト』は中学1年生から高校2年生、各学年3~5名の代表者が観衆の前で発表。中1、中2はおもに物語、中3は歴史に残る大統領などの名演説を暗唱。高校生は自作のスピーチを約5分にわたって披露。学年優勝者、準優勝者が表彰される。
「英語を使って、自分の想いをどのように聴衆に伝え、共感してもらうか」
中学生は授業中、クラスみんなで何度も何度も暗唱を繰り返す。日頃から取り組む「英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)」が試されるとき。
校内でのコンテストの経験、観衆への発表が自信を深め、さまざまな学外での活躍につながっている。全国高校生英語プレゼンテーションコンテスト、ホノルル市長杯英語スピーチコンテスト、私立中高生スピーチコンテスト…紹介しきれないほどの入賞実績を残している。
『仏語リサイタル』は、オリジナル台本を用いた創作劇の発表。オーディションにより選ばれた中学1年生から高校2年生が舞台に立つ。演者のみならず、小道具・音響・照明もすべて生徒が担当。毎年夏休み前から練習を重ねる。生徒は学校説明会をはじめ、いろんな場面でスピーチ・歌・劇を披露。「西日本高校生スケッチコンクール」では、日本フランス語教育学会賞・審査員特別賞を受賞。「西日本高校生暗唱コンクール」や「高校生フランス語プレゼンテーションコンクール」、「J’aime chanter フランス語で歌うコンテスト」にも出場。数多くの素晴らしい賞を獲得している。
自分の想いを伝えるチカラは、国際社会の必須条件。KISではチャレンジ精神がおのずと磨かれる。

花ひらくベース
現地に溶け込む全員参加のNZ研修

中学3年生全員が旅立つ「ニュージーランド(NZ)研修」は学校創設から続く大切なプログラム。現地では3週間、ひとり一家庭にホームステイ。現地到着は決まって学校がお休みの週末。生徒は、ホストファミリーと過ごす。研修は英語、異文化にどっぷり浸かることから始まる。
「日本では授業中おとなしかった生徒が、初日からガラッと変わります」とは、引率する先生の率直な言葉だ。
現地校での授業は、午前中は同校の生徒を対象にした語学研修。少人数の同校だが、さらにレベル分けして行われる。英語で学ぶ仏語授業もある。3年間、仏語を学んできた生徒もこれには苦笑いとか…。午後からは現地校の生徒とともに受講する。現地生徒がティーチングする授業もあり、より交流は深まる。
午後に授業がない日はアクティビティへ。テカポ湖観光、ファーム訪問などの体験もつまっている。
研修先の安全面には十分に配慮。同校は治安のよいニュージーランドのなかでも、さらに安全な研修環境に万全を期す。ハカ(ニュージーランドのマオリ族の民族舞踊)による歓迎を受け地元市長とも対面。KISの生徒は歌を披露するなど友好的な関係。道ゆく地元住人に生徒が気軽に話しかける。その街に溶け込んだ姿は、将来のたしかな礎に映る。

学園コラム①学校長 澤田陽一先生インタビュー

オーダーメイド教育で一人ひとりの進路実現を

開校当初から「グローバル社会でも伸び伸びと活躍する女性」を育成しています。そのベースはツールとしての英語です。「英語」の授業は週7時間。そのうち3時間はネイティブ教員が担当します。中学校は週1時間「仏語」も必修です。外国語を週8時間設ける学校は類をみないでしょう。
授業だけでなく「English cafe」、「English camp」、音楽や美術を英語で学ぶ「イマージョン教育」、そして中学3年間の集大成としての「ニュージーランド研修」など、本校には4技能を身に付けるための環境の積み重ねがあります。
あわせて本校は少人数制によって一人ひとりを大切に育てる学校です。オラトリカルに象徴されるように、生徒は主体性にあふれています。創立30周年を機として更に、これに磨きをかけています。
ひとつは生徒の希望を活かすため、理系に力を入れています。「トワイライト・レクチャー」では理数系の指導、生徒の要望に応じる学内体制を整えています。
もうひとつは「コンサルテーションシステム」です。これは生徒個々の将来目標と、そこへの対策。教科それぞれの課題をデータベース化したカルテです。コーチング理論を採り入れて、教員が“支えて励ます”ファシリテータとなり、生徒にいっそう寄り添うのが今の本校です。
KISには医学部から芸術学部まで、皆さんの個性を活かした幅広い進路実現に応えるステージがあります。

学園コラム②少人数をさらに… 活躍の機会がいっぱい

在校生からみた学校生活の魅力は「①服装が自由 ②先生との距離が近い ③少人数で何をするにもチャンスが多い」などなど。授業は少人数編成クラスをさらに分割。全員が一人ずつパワーポイントで発表する。チャイムがないのも特徴。温かく見守り自主性を促すのが同校だ。

神戸国際中学校・高等学校

1クラスは約20名。1学年は2~3クラスで編成される。中学生段階は英語力・国語力など基礎学力の定着を徹底。全学年1日7時間×5日の授業時間を確保し放課後の補習や土曜日の内容も充実する。キャンパスは周囲の緑とモダンなコンクリート建築の校舎が美しい。

〒654-0081
神戸市須磨区高倉台 7-21-1
078-731-4665
https://kis.ed.jp/

■アクセス

JR・山陽電鉄「須磨駅」から市営バス約16 分「高倉台7丁目」下車。
地下鉄西神・山手線「妙法寺駅」から市営バス約6 分「高倉台7丁目」下車。「須磨駅」「妙法寺駅」からスクールバスあり。

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