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- 緊急シリーズ「いま、伝えたいこと」第2回「同志社」
4月6日、例年どおりの入学式開催がかなわなかった同志社中学校では同志社総長 八田 英二氏が事前録画した映像を通して語りかけた。
「自治自立の育成。知識の習得だけでなく、いかに活用するかの道徳原理や哲学的な知恵がなければ、個人の一国の健全な発展はありません。基盤はキリスト教にあります。人はいつどこで生まれるかを選択することはできません。それは運命とも言えるでしょう。しかしどのような充実した人生を送るのか。そのための選択は自らの意思でできます」
同校は2014年から1人1台iPadの環境が整う。休校中の生徒への連絡・オンライン学習は4月13日(月)から開始。教科教員が授業映像(youtube活用で5~10分程度)を作成、リンクを学習ポータルサイト(生徒・教職員専用)に掲載し、生徒に家庭で観てもらっている。学習課題は学習ポータルサイトにPDFでアップし、提出があるときはロイロノートを使用し、こちらも4月13日から授業を始めている。新入生は4月第1週にipadが配布されたばかり。使いながら徐々に慣れていく段階だ。
Zoomの使用によるライブ配信は担任のクラス連絡・個人面談から開始した。授業での利用も少しずつ広げている。教員も半数は今回初めて動画を作成。教員どうしの研修、教え合い、学び合いが多く生まれて、20年春の新学期が進められている。
「同中学びプロジェクト」など、日常から様々な取り組みを実践する同校。学校ホームページには、休校中も生徒へ学びを啓発しようと、毎日1本、本・映画の紹介し、教科学習のとりくみなど学びの連載を続けている。なかには「TVドラマで数学しよう!フェルマーの最終定理とフィールズ賞」と題し人気ドラマ『古畑任三郎』シリーズを素材にしたもの、生徒が制作したデジタル図鑑も掲載される。一般からも閲覧可能。ぜひご覧になってほしい。(https://jhs.js.doshisha.ac.jp/)