中学受験で気になることの一つが偏差値です。
どれくらいの学力があれば、志望校に合格することができるのか、その目安となります。
また、子供の現在の偏差値と比較することによって、合格できる可能性がどれくらいあるのかを計れるでしょう。
中学受験において、男子と女子に差があるのか気になる方がいるかもしれません。
基本的に、同じ志望校の男女を比べたとしても、合格者の偏差値にはそれほど大きな違いはないです。
ただし、一般的な傾向としては、男子よりも女子の方が算数が苦手な子が多いです。
そのため、男子の方が偏差値が高くなる傾向はあります。
また、一般論として、女子は真面目な努力型であり、男子は最後の方になって学力が急激に上がるケースがあります。
したがって、最初の時期は女子の方が偏差値が高かったのに、受験の直前になると男子の方が逆転するという傾向があります。
ただし、上記のことはあくまでもそういう傾向があるという話であり、個々の子供に当てはまるとは限りません。
女子の場合は、5年生の後半や6年生の前半の偏差値を見て志望校を決めても良いでしょう。
男子の場合はあとからどんどん伸びていく可能性があるため、そのことを考慮して志望校を決めるべきです。