中学受験においては合格できるだけの学力を身に付けることはもちろんですが、志望動機もしっかりと考えておく必要があります。
中学校によっては人間性を重視していることもありますし、そのために個人面接を行っているような学校もあります。
また、願書に志望動機を記入する欄が設けられていることもありますし、学校によってはそれなりの文章で志望の動機を記述しなくてはいけないこともあるのです。
保護者の中にはここで頭を悩ませてしまう方も多いですが、動機によって合否に影響があることも充分考えられますから決して手を抜くことはできません。

中学受験は出願時から始まっている、と言われることもありますが、それにはこうした志望の動機を記述しなくてはいけないことがあるからでしょう。
基本的には素直に書くことが一番ですが、常識的に考えて不快感を与えてしまうような内容にだけはならないよう注意しましょう。
また、その学校の特徴や特色、実際に足を運んでみて気付いたことなどを記述しておくと良い印象が与えられるかもしれません。
注意点としては、他の学校の受験を受けてもいいのでは？と思われてしまうような当たり障りのない動機だけは避けた方が賢明です。