今回の特集は「Sense of Wonder」です。私立中高一貫校での学びの中には、子どもたち自身にさまざまな気づきを与える感動体験活動が数多くあります。そんな各校の各教科の授業や行事、課外活動の中で今回は、同志社女子の「京都水族館での課外実習」、甲陽学院の「理科教育」、岡山学芸館清秀の「田植え実習」、親和の「SSH」などを取材し、ご紹介しています。どの学校の取組からも、体験から得られる気づきが生徒の学びや成長に重要であることが伝わってきます。

そのほか、今回は日能研における秋からの過ごし方を姫路校の高松室長にインタビューを行ったり、「旬の彩 特別編」として、植物を用いて洗練された空間を提供するお店「TSUBAKI」を経営されているご夫婦にもインタビューしています。

スペシャルインタビューでは農学博士でNPO法人日本ハンザキ研究所理事長の岡田純(すみお)さんにお話をうかがいました。兵庫県朝来市にある日本ハンザキ研究所は、国内随一のオオサンショウウオ専門研究施設。著名な私立中高一貫校の生物部の生徒たちも訪れるというこの研究施設で行われている研究、また、幼少期より両生類が大好きだったという岡田さんの思い、夜間野外調査レポートなど、必読です。

名門私学探訪では兵庫県西宮市の共学校「関西学院」と大阪府高石市にある共学校「清風南海」を取り上げ、ご紹介しています。それぞれの魅力ある特色をぜひご覧ください。 今回ここでは編集長が誌面を構成する様子もチラッとご紹介。長年手書きで作業されてるんですね！ 『N-cube』は日能研関西の直属教室で配布しています！