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- 2024中学入試~関西news②~
2024/02/05
【概況PART.2】
特に男子最難関の多くでは「強気の受験」傾向に
2024年入試はコロナの影響も少なくしっかり準備を進めてきた学年のため、全体としてコロナ前の傾向に戻り、昨年に引き続き「強気の受験」だったと言えます。特に男子の志願者大幅増の状況を昨年との対比を見てみると、灘(1名増)、東大寺学園(3名増)、甲陽学院(13名増)、洛星(27名増)という結果になっています。男子最難関の多くで志願者数の増加が見られる入試となりました。 全国最難関の灘に限って見ていくと、志願者数を大幅に伸ばした昨年入試と比べて2024入試では志願者数1名増とはなりましたが、志願者数は2年連続700名超えで実質倍率も2.78倍と高水準を保っています。灘への志願者は首都圏で増加し、昨年から13名増の175名。2020年より右肩上がりで増加傾向が続いています。微減の関西では唯一京都で増加しました(昨年から7名増の39名)。
志願者ベースでは、洛南高校附属(31名増)、東山(193名増)、開明(104名増)、神戸海星女子学院(38名増)、同志社香里(83名増)となっています。女子最難関である四天王寺と神戸女学院はともに微減ではありますが、概ね例年通りの志願者数推移となっています。 ほかにも、国立の神戸大学附属は昨年比11名増で安定して高い人気があります。