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LESSONS生徒一人ひとりの興味・関心を大切に、探究する力を育成し、仲間とともに創り上げる喜びを通して、協働する力を身につける!

中2-2理科では、状態変化と化学変化の違いを
化学式の変化でとらえる授業。

イマージョン授業・Vocabulary Buildingをはじめとした英語教育、楽しみながら工学や科学技術の基礎を学ぶものづくり教育、中高生全員で一つの作品を創り上げる“ゼロ・プロジェクト”や中高生の誰でも作品を応募できる「KUASアート・コンペティション」といったアート教育など、同校のカリキュラムは多彩かつ魅力的である。また、英語や数学ではグレード別授業で、基礎学力の定着を図る終礼テスト、好奇心・探究心を育む教科横断型プログラム「地球学」、教員に勉強の相談や質問ができる「オフィスアワー」など、個々のケアも万全だ。


中1・中2は、英語・数学の授業では2クラスを3クラスに分け、習熟度別に実施。写真の中1の授業では、「IS THIS YOUR JERSEY?」とプログレスを使用して、構文中心の授業が展開されていた。


中3-1漢詩はベテランの先生による授業。校名変更前の「京都学園」以来の伝統ある同校では、ベテランの先生も大活躍で、他に山脇先生の「超数学」の授業も大人気。高2・3の優秀生を集めて始めた取り組みだが、今では高1でもやるようになったとか。

ART MUSEUMアートを通じて感性を磨き、新たなアイデアを生み出す創造力を育む!

写真上のアートギャラリーには、美術部とものづくり講座がコラボした
「海のメリーゴーランド」が展示されており、写真上は
美術部制作のリサイクルアート作品や美術の授業で制作された多くの作品。

1階ホールは、文化祭の展示物で飾られたアートギャラリーになっている。芸術科の米田先生が中心になって、全学年、美術のアートに力を入れており、KUAS(クアス)アート・コンペティションには、全校生徒1500名中、850名が参加、385点の作品が展示されている。「芸術で子どもの可能性がこんなにも広がるとは!」と先生方も驚きの効果があったそうだ!!


英語のネイティブの授業では、先生が見守る中、生徒たちがスマホで動画を作成するなどして英語劇を楽しんでいた。(写真上)ちなみにネイティブの先生は、中高で10名在籍。

INQUIRY BASED LEARNING2010年にスタートした独自の「地球学(探究学習)」で、「生きる力」を身につける!

カナダNova Scotia州からいらした先生が、
中学2年生に向けて、研修先の様子を英語とスライドで説明。
ちなみに本校では中3の5~6月の全員参加のカナダ研修がある。

フィールドワークなど教科の枠を超えた体験的な学びを多く取り入れた探究学習を、本校では「地球学」と呼んでいる。その一つ、はちみつプロジェクトでは養蜂・採取し、「KUAS HONEY」という700円の商品にして文化祭で販売、10分で完売させたというからスゴイ!このプロジェクトは、生物系、食農系、芸術系、ビジネス系の内容を含むが、生徒はさまざまな役割を担うことで自らの「適性」や「強み」に気づいていく。ホンモノに触れた生徒たちは目を輝かせ、1人1人が興味・関心のあるテーマでプレゼンテーションを行い、最終的に予選に勝ち抜いた各学年代表10名が学年末の「地球学プレゼン大会」で発表する。


中1では、氷河期以来の生物が生息するという深泥池でフィールドワークを行う。夏休みに実施する「地球学特別プログラム(希望制)」では、熊本県阿蘇市でカルデラ調査を行ったり、福井県の恐竜博物館を訪ねて化石の発掘調査を体験したり。

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