関西エリアに先立ち12月５日に行われた岡山中学校のＡ入試。400名を超す受験生は教職員の指示で整列。例年より入場開始時間を繰り上げ、一人ひとり検温して試験会場へ。今年は近畿以外の中学校が統一日前に実施する会場入試で、体調管理を考慮してかこれまでと異なる動き。毎年1000名前後の出願がある香川誠陵（高松市）や愛光（松山市）で志願数が減少。そのなか、北嶺（札幌市）は全国の会場で出願数を伸ばしました。

12月中に出願が締切られた男子最上位２校。大阪星光学院には昨年を上回る749名が志願。東大寺学園は今年も900名を超える志願者を集めます。未曽有の一年、学びを止めない私学の取り組みは生徒・保護者に安心感をもたらしました。新型ウィルスに負けない、受験生の奮闘が期待されます。