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2020/05/22 雲雀丘学園中学校

雲雀丘学園は、Classi・Metamoji・QubenaというアプリやHPを使って学習課題・健康アンケートの連絡、学習動画やプリントなどを送受信。あわせて、郵便での課題送付と提出、電話連絡も用いて、生徒の学習を支援している。

HPでは、中1から高3までトップページから各ブログに入れるメリットを生かして、各学年の取り組みに加え、校長や学園長、部活動、進路指導、グローバル教育といった各部署からのメッセージも見られる。朝の生活リズム定着のため、毎日8時30分にはyoutubeを利用しWeb朝礼を配信。先生が生徒にメッセージを伝える。

中1の保護者は、「各先生の個性も垣間見ることができ、親子で楽しみにしております。そして、1日が始まるぞ、という感じで切り替えられるので助かります。まだ貴校にきちんと通ってはおりませんが、雲雀丘学園の精神があらわれている気がしております。」と語っている。

さらに同校は、新型コロナウイルスの感染拡大に備えようと、教職員が布製マスクを手作り。まずは幼稚園、小中高校に入学してくる子ども約850人分。続いて全生徒の2000人分を作り上げ送付した。作業には、同学園中学校・高校の管理職も含めた教職員ら延べ100人が参加。分担してガーゼ布を裁断、ゴムひもを通す。作業する教室の消毒や換気などにも気を配ったという。

マスクを入れた袋には「ご入学おめでとうございます」「手洗い、うがいもしっかりやって元気に過ごしましょう」などのメッセージとともに、手作りマスクを作る手順を解説した紙も添える。この様子はMBS「ちちんぷいぷい」・サンテレビ「4時キャッチ」といったテレビや新聞4紙で取り上げられた。

自宅学習というつらい期間だが、雲雀丘学園はデジタルな手段だけでなく、アナログな手段も採り入れ、それぞれの先生方の思いをつたえるべく取り組んでいる。

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