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2020/05/22 武庫川女子大学附属中学校

3月3日に始まる臨時休校措置から、ロイロノートを使ってのPDFでの課題の配信や回収、添削指導を行ってきた武庫川女子大学附属。生徒が一人1台iPadを持つ環境を活かし、朝には体調の確認を行い、不安なこと、気になることなど、学年の担任が中心となってケアを続けている。
4月13日からは特別時間割を編成。各教科授業の動画配信を始めた。自宅で動画を見て配信される課題に取り組む生徒は、授業ノートをつくり、演習、提出。先生が返却するという形式で学習を進めている。もちろん、生徒からの質問にも個々に対応する。 「ロイロノートで相談に受け答えし、直接Zoomで返答する教員もいます

授業内容もプレゼンテーション形式で配信、またAppleTVで映写して送るなど、オンラインならではの工夫を重ねている。生徒からは、「先生それぞれの個性が出ていておもしろい。課題だけでないのも良いところ。他校ではあまり聞かないオンライン授業」と、前向きな感想が戻ってくるとか。
学校からは学習動画のほかに、校長先生をはじめ、学年主任の先生方のメッセージ動画を配信。できるだけ生徒の目線に立って、この厳しい状況を乗り切りましょうという気持ちを伝えることで、この国難ともいうべき状況を越えることができると、教職員たちも信じて頑張っている。 「うがい手洗いをする、家にいる、3つの密にならない等、一人ひとりが、今、自分がやるべきことをきちんとやっていくことで、またみんなで楽しく活動し、学べる機会が必ず来ることを信じて頑張ってもらいたい」
※このURLから「武庫川女子大学附属ならではの取り組み」が動画で観られます(https://youtu.be/q8_WA98zDLk)。

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