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2020/05/08 東大寺学園中学校

「休業期間中の学びをどうしているのか」「学校での受け入れ準備体制」について、東大寺学園中・高の渉外部長・布村浩二先生にお話を伺いました。


休校が続く小学生の皆さん、退屈で窮屈で不安でイライラしてしまう日々が続いていることと思います。本当に辛い日々ですね。もう少しだけ我慢して、新型コロナウイルスが落ち着いたら、やりたかったこと、楽しみにしていたことに目一杯取り組みましょう。

東大寺学園の先生方も、頑張って我慢してきた君たちに心から喜んでもらえる学園生活をプレゼントしたいと考えています。

今は、新型コロナウイルスの影響で5月31日までの休校が決定しています。文科省や奈良県の方針を踏まえた判断ですが、苦渋の決断でした。3月2日~20日、3月21日~31日、4月4日~18日、4月19日~5月6日と4段階もの追加休校を行ったのは、登下校の時間帯や授業時間・形態を工夫して、何とか授業がしたいという思いから粘ったためですが、残念ながら願いが叶いませんでした。

当初は、写真にあるようなレターパックに返信用のレターパックと課題を詰めて3度ほど送りまた送り返してもらい、その中で課題のチェックをしていましたが、タイムラグと費用がかさむので、3度目の休校延長からは「edmodo」というアプリで、課題のやり取りや撮影した動画の「you tube」のURLをはった動画の配信をしていましたが、更なる延長に備えて「g suite」アプリによるリアルタイムでやり取りができるweb授業にも取り組んでいます。パソコン環境や個人情報の問題もありますが、そこは何度も協議し準備し時間割等も考慮しながら何とか学力を保障していく方針です。

「今年叶わなかった入学式後の記念撮影。年内の大仏殿前での撮影、絶対実現したいと思っています」

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