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緑豊かなキャンパスで、勉強と部活動を両立させ、毎日明るくのびのびと過ごせる環境がある。
準硬式野球部のフリーバッティングの光景。練習の合間にも取材陣をみて、「こんにちは!」と声をかけてくる部員の皆さんに体育会系の爽やかさを感じた。生徒たちが一様に、ひたむきに練習している姿は実に清々しい。
高等学校では、硬式野球部の1998年第70回全国高等学校選抜野球大会での準優勝、アメリカンフットボール部は、全国大会での優勝3回、日本拳法部の全国高等学校日本拳法選手権大会優勝11回、サッカー部の全国高校サッカー選手権3位、2013年インターハイ優勝者が出た水泳部など、全国大会で活躍するクラブが多数ある。
練習風景を見ていても、「先輩のてきぱきとした指示に、後輩が親しみを持ってついていく」という姿が見られ、部活動が盛んな同校の魅力を垣間見た思いがした。ただ、上記の中には高校にしかないクラブもあり、他にフェンシング、アイスホッケーといった珍しい魅力的なクラブも存在するため、学年によっては参加率が100%を超えるものの、中高6年間同じ部活という生徒は意外に多くはないそうだ。
元気いっぱいな関一生。授業では、おちついた真摯な取り組みがうかがえた
4限目中3国語漢検対策の授業では、漢検準2級の読みをスライドで実施。練習後、最後に「Fin!」と映ると、漢字ではないが「フィン!」と読むノリの良さ。「第一回(本番用)」は曲つきで、さらに盛り上がった授業に
中3英語(写真上)は、1クラスをレベル関係なく半分に分けて実施。2人または3人の組ことに練習。 先生の「Ready?Go!」のかけ声で席をちょっと寄せ、制限時間5分でできるだけスピーディーに話す。男女のペア・男同士のペア・女同士のペアいずれも、リラックスして練習、お互いに長文を訳しあう。先生は机間巡視する中で個別に優しく生徒にアドバイス。
一方、高3英語(写真右・下)は、3・4限で生徒同士対面式で実施。臆することなく、英語で話し合う様子はレベルの高さを感じた
まだ4回目という中l数学の授業は、緊張感がある。1クラスは40名だが、皆一様にお行儀よく座っている印象だ。「起立!」のかけ声で、「お願いします!」授業開始後すぐ、ノートの使い方を先生に質問するなど初々しい。「上履きどこで履き替えたらいいか分かるようになったらー中生として一人前。」と大西先生
メニュー豊富な食堂やきれいな図書館も関一の魅力の1つ
授業とは打って変わって、リラックスしたランチタイム。口笛も聞こえてくる。食堂メニューの1つトンカツ定食410円はボリューム満点。他にも「ハリケ一ンポテト」などの揚げ物がショーケ一ス内にぎっしりあった。食堂はもちろん、敷地内のあちこちで部活仲間や気の合う友達とランチタイムを過こしていた。
図書館の蔵書数は55,000冊。きれいに並べられた数々の本を見て、入学を決めた生徒がいるそうだ。鞄は原則入口の荷物置き場を利用するが、試験前は持ち込みオッケー。文庫も充実しており、保護者の方が生徒に借りてほしい本を頼むことも。