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- 東洋大学附属姫路中学校
2013年に創立50周年を迎えた東洋大学附属姫路高等学校。
翌年には待望の中学校を開校し、姫路市内では初めて共学の私立中学校が誕生しました。
開校から3年、いよいよ中高一貫体制が本格化します!
同校ならではのユニークな学びで開花する生徒たちの豊かな発想力!
まずは、中学開校から3年間、独自のプログラムのもとで生徒たちを導いてきた校長・橋本俊雄先生に、いまの率直な感想をうかがいました。
「東洋大学の創立者である井上円了先生は、『諸学の基礎は哲学にあり』という建学の精神をもとに大学を創られ、本校にもその精神がしっかりと受け継がれています。もう少しわかりやすい言葉として、『考えるを、学ぶ』をスローガンに掲げていますが、生徒たちには常に物事の本質をとらえ、自身でどう考えるかということを意識させたいと思っています。これからの時代で活躍できる人物像として、『変化に対応する力』や『段取り力』が必要だと思います。基礎的な学力を決しておろそかにせず、それらをベースとして、感性を磨くことやイメージする経験を積むことも大きな意味を持っています。中学開校から3年が経ち、生徒たちの発想力は柔軟で、とても豊かなものになってきていると感じています。」
同校の教育プログラムの中でも、特に評価が高いのが、「総合的な学習の時間」を利用した、独自の取り組み「キャリア・フロンティア」です。深い思考と生徒たちの主体性、アクティブ・ラーニングを採り入れた21世紀型の授業が特長で、まさに「考えるを、学ぶ」を具現化した教育プログラムとなっています。
その中には、グローバル社会を見据えたローカルな学びもいっぱい。「姫路研究」「神戸研究」といった身近な場所の文化や歴史を自ら学ぶところからスタートし、地域の枠は日本からやがて世界へと広がってゆきます。
- LOCAL×GLOBAL
主体的な学びの形を提案!
東洋大学附属姫路中学校の第1期生、日能研の卒業生たちにインタビュー!!
今春、中高一貫体制となって初めての高校生となる日能研姫路校出身の3名が、附属中での学校生活の魅力を語ります。
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将来進むべき道や、大学で何を学ぶのかということなどを「キャリア・フロンティア」の時間を通してじっくり考えることができます。私は化学が好きなので、もっと深く学んでいけたらと思いますね。
鈴木葵葉さん(左)
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先生と生徒との距離感がいいですね。定期テストの前にも細やかに補習していただけるのがとても嬉しいです。中学にできた弓道部は、初出場の私学大会で2位になりました。もっとアピールしていきたいですね。
衣笠小夏さん(中)
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体育大会など中高生が一緒に取り組めるのはいいですね。私はダンス部でヒップホップを踊っていますが、女子部員が圧倒的に多いので、もっと男子部員を増やせたらと思っています。ぜひ入部してください。
石上太勇さん(右)
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幅広い学びの中で成長を続ける生徒たち
今後がますます楽しみに!
開校からの3年間、生徒たちの成長を継続して見守ってきた中高一貫コース主任・黒河潤二先生に話をうかがいました。
「今春から高校生になる一期生の様子を見ていると、学年が上がるにつれて取り組みへの処理能力が格段に早くなっているのがわかります。与えられた課題や自分たちで気づいたミッションを楽しみ始めているんですね。たとえば中3の沖縄の修学旅行では、沖縄の大学生や留学生と平和をテーマにディスカッションをし、ポスターを制作して発表したのですが、その姿が実に堂々としています。本校では、課題発見から問題解決へのアイデアなどを考え発表する場を数多く設定しています。生徒たちの成長ぶりを見ると、これまで取り組んだことがしっかりと実を結んでいるんだと実感できますね。」
受け身ではなく主体的に学ぶ姿勢を生徒たちに求める同校の姿勢は、間違いなく大きな成果を生んでいます。グローバルな社会に対応するには身近なローカルな部分をしっかりと学ぶ必要がありますが、たとえば日本の伝統文化については、京都・上七軒の舞妓・芸妓の舞いを見たり所作を学んだりする機会のほか、茶道や町屋保存に関して専門家から話をうかがうなど、アクティブな体験が目白押しです。そうしたさまざまな経験はもちろん異文化交流にも生かされるはず。中3生は3月にオーストラリアの姉妹校やニュージーランドで語学研修を行いますが、一回りも二回りも大きくなった彼らの姿を見るのが今から楽しみです。
東洋大学附属姫路中学校
- 〒671-2201
姫路市書写1699 - 079-266-2626
- http://www.toyo.ac.jp/site/himeji-jh/
■アクセス
JR山陽本線「姫路駅」バスターミナルより、神姫バス「東洋大学姫路高校」下車すぐ