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魅力たっぷりの新校舎、その設備を紹介

2014年2月に完成した、創立100周年記念事業の一環として竣工した新校舎について触れておこう。 新校舎は地上8階建て・地下1階で、阪神淡路大震災クラスの地震にも耐えられる免震構造、万一の災害に備えた電気と水を確保し、120kWの太陽光発電等を備えている。また、グラウンドは、以前より拡張され、人工芝を敷き詰めた。


新館の目玉、8階の体育館

各階を紹介すると、8階は全面が第2体育館、7階は音楽室やコンピューター室など、6階は高校職員室、高校保健室、高校自習室、高校生徒会室、4・5階は高校生の教室、5階は食堂と屋外庭園、30畳の和室、3階は中学職員室、中学自習室と中学生の教室、2階は中学の教室、1階は図書室、技術室、家庭科教室、PTA室、入試広報室、法人室、地下1階は温水プール(25m、6レーン)。他にも、三者面談用の小部屋などあった。施設の充実により、水泳部と茶道部が新設された。また以前の理科室は、生物・化学・物理それぞれ違う教室になり実験しやすくなった。この生物室の設置で、生物部の部員は中1〜中3で40〜50名に増加。コンピュータ室は大きなスペースで2教室あり、「情報+英会話」用の部屋としていて、文化祭に向けての調べ学習にも活用している。合唱部の音楽室、大所帯の吹奏楽部専用の部室もでき、クラブ活動がものすごくやりやすくなったと生徒の評判も上々だ。生徒たちがモチベーション高く取り組めているのも納得。


地下1階の25m温水プール

中3男子は6レーンある地下 の温水プールで水泳の授業中。このプールの設置効果で、水泳部員が現在70人まで増えたとのこと。1人の先生と1人の監視員が見守っていた。女子は体育館で体育大会に向けたダンスの練習。曲は「アナと雪の女王」から。終わりがけに「ありがとうございましたー!」と元気な挨拶。


  • 図書室は6教室分の広さがあり、ゆったり快適な空間となっている


  • 中3理数コースの数学(集合)の授業。真面目に取り組んでいる


  • 中2スーパー理数コースの書写の授業。引き締まったいい表情をしている


  • 一時、行列ができていたが、300席もある座席は十分余裕があった。カレー・パス タ・ラーメン・焼き飯など、食欲旺盛な生徒たちは皆、たっぷり食べている。日能研 のスタッフも庭園を眺めながらの、のどかなランチタイムを満喫した

高2は調理実習室で、家庭科の授業中!

 メニューは、とりの照り焼き、卵焼き、いんげんの胡麻和えと、栄養バランスと彩りのよいお弁当。いんげんを丁寧に包丁で切っていく男子、慎重にしょう油を計る男子、隣の班のために皿を出してあげる男子など、男子生徒も積極的に参加しているのがとても印象的だった。

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