大阪府では、1月16日の土曜日以降に私立中学校の受験が行われています。
近年、2年連続で私立中学への進学者が減少しています。
成績上位者は名高い大学進学実績の公立高校が多数あり、そこへの進学を希望する傾向が強かったものの、近年では経済不況の中で私立中学への進学を回避する方も増えています。

大学合格実績を見据えている学校は、他の地域ではあまり見られないような3科目受験を実施しています。
大阪府の男子校を受験される学生は増えているものの、やはり関西全体でも若干の減少傾向が見られます。
近年は共学校で増加した専門科の新設コースなどによって人気が高まり、共学校に流れているというケースもあります。
高い進学実績や、専門的な教育に特化している特徴のある学校では唯一倍率も上がっているので、今後も高い競争が見込まれます。

大阪府では、全国的に見ても私立中学校が多く、中学受験を受ける学校の選択肢が幅広いといえます。
上位行は倍率も高く、難問校が多いことでも有名です。
そこで、補欠合格や繰り上げ入学を行っているケースも多い地域です。
受験のために、終盤追い込みの時期には家庭教師をつけたり、塾を変えたりなさる方もいらっしゃいます。
環境を変えてしまうと中々勉強がはかどらないというお子様もいますので、お子様の成績の伸び方を考えた受験対策が必要です。