中学受験で合格点を取るための大きな障害となるのが算数の難問です。
他の科目にも難問は出題されるのですが、特に算数に出題される難問は解くのがとても難しいものが多いです。
高度な思考力や発想が要求されるため、子供達の能力の差が大きく出てしまうでしょう。
毎日、きちんと算数の勉強をしていたとしても、本番ではなかなか解くことができないのが難問の難しさなのです。
対策としては、日頃から難しい問題に触れる機会を作ることです。
問題集を購入すれば、そこには難問がたくさん掲載されており、丁寧な解説もされています。
この時に、少し考えて分からないからいきなり解説を見るというやり方では実力は身につきません。
一日中、ずっと一つの問題について考え続ける経験をさせるべきです。
そうすることによって、自分の頭の中にある引き出しをすべて利用して、できる限りのことをさせましょう。
そうすれば、たとえその問題を解くことができなかったとしても、とてもよい経験となります。
難問を解くためにどのようなアプローチができるのかを自分で考えさせましょう。
そうして身につけたものの考え方というのは、中学受験の算数以外の科目にも役に立ちます。
これからの人生においても大切な経験となるでしょう。