中学受験の合否は国語で決まると言われるほど国語が占めるウエイトは大きいです。
中学受験における国語問題はそれほど難易度の高い問題が出題されているわけではないのに苦手意識を持ってしまったり、間違えてしまう方も少なくありません。
こくごの問題が上手に解けない、分からないという子供の場合、親が算数を重視して学習プランを立ててしまうことが原因ということもあります。
確かに算数は大切な科目ですが、国語はこれから先の勉学すべてに関わってくる非常に重要な科目ですから、ここを疎かにすることはできません。

読書をたくさんすれば自然と国語力が身につく、という考え方のもと、しっかりとした対策を行わずにただ読書だけをさせている保護者の方もいます。
確かに読書することでさまざまな言い回しや漢字などを覚えることはできますが、イコール国語力がアップするということではありません。
ここを勘違いしている方が多いですから注意が必要です。
また、あくまで受験対策ということで考えるとできるだけ多くの問題を解くことが重要となりますから、志望する中学校の過去問題をできるだけたくさん解いておきましょう。
受験対策における学習は通常の勉強とは異なるということは覚えておくべきです。