理科の大半は「覚える」ことです。
ですが、人は興味のないことを覚えようとしても、なかなか覚えられません。
普段の生活の中で、理系分野で興味が湧くことが少ないからこそ、世の中には文系が多いのです。
理科は、学習者の興味関心が成績に大きな影響を及ぼします。
理科が好きな生徒に、不得意だという人間はいません。
勉強をすることは大切ですが、それよりも大切なことがあります。

一番の中学受験対策は、「興味関心を沸かせること」です。
百科や理科系の特番など、テレビ番組を見せるのも一つの手。
子供たちの興味関心の多くが、それ以外の娯楽に流れていってしまいますから、それをできるだけ排除して、理科という存在に興味を持たせることが得策なのです。
子供は、テレビ番組や教材などから興味を抱きます。

夏休みには、中学受験対策を少しお休みして、博物館や科学系の施設に家族で遊びに行ってみましょう。
中学受験といっても息抜きは必要です。
息抜きにもなるし、理科への関心が持てるような博物館への外出は、一石二鳥の行為なのです。
そういった間接的なサポートも考えていなかなければいけません。
勉強ばかりじゃ息が詰まりますから、楽しい中学受験対策の勉強方法を見つけましょう。