通常の受験もそうですが、中学受験では親の役割がかなり重要になってきます。
どのような受験であっても周りの協力というものは必要です。
高校、大学受験でも食事や身の回りの世話、勉強するのにもお金は掛かります。
ですが上にいけばいくほど、働きながら受験する人もいますし、定年退職してから大学を受ける人もいます。
ですが中学はそもそも義務教育課程ですので、浪人が許されていません。
そのため本人が受けたいと思っても、親の許しがないと受験すらできません。

また通常の小学校の教育だけでは難問とされているため、塾や家庭教師、過去問題など受験に沿った勉強をしなくてはいけません。
そのようなカリキュラムを行わずに全国一斉テストで上位にいけるような児童を除き、通常の成績であればそれなりの対策は必要になってきます。
もちろんその手の費用は、無料ではありませんので親が支払うことになります。

そしてなりより中学受験には面接があります。
子供がいくら優秀であっても、親が非常識な態度で面接に当たれば合格することはないでしょう。
受験をし勉強しなければいけないのは当事者である子供です。
ですが親の協力がないと、合格するのは難しいですし、なにより子供だけではなく、親も一緒に戦っているという意識をもつことが必要になります。