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中学受験入門

中学入試AtoZ
12歳の進路選択を可能にする、中学受験の基礎講座。いま、なぜ私立中高一貫校をめざすのか!!
近畿二府四県での小学校卒業生数に対する「近畿統一入試日」の中学受験率は10%前後で、この数字はこの10年間ほとんど変わっていない。大阪市内や京都市内、阪神間といった大都市圏に絞ると受験率がぐっと高まるのも変わらぬ傾向だ。中学受験の対象校はその多くが中高一貫校であり、そこには、さまざまな成果を見せる私学教育への厚い信頼がある。

人としての根っこづくりを行う私学教育の魅力

人間の発達段階において、子どもたちの成長時期というのは個々それぞれで、早熟型もいれば、もちろん大器晩成型もいる。親の立場としては、どうしても同年代の子どもたちとわが子を比べてしまいがちになるのだが、そうした中、人格が形成される最も大切な時期にわが子をどのような教育環境で過ごさせるか。これを考えるのは親としての務めでもある。
当サイトは、将来に向けた人としての根っこづくりとして、「確たる教育理念を持ち、中高6年間という長いスパンを通して、知育・徳育・体育の全人教育を実践する私学」が必要であるという、ポリシーを貫いている。子どもたちの性格がそれぞれ異なるように、私学には多様性がある。教育環境を「選べる」というのが、中学受験最大の魅力だと言っていい。
同志社の創立者として知られる新島襄の教育宣言の中には、「良心之全身ニ充満シタル丈夫ノ起リ来ラン事ヲ」と、人としての良心を手腕に運用できる人物の形成を掲げている。さらに、私立大学の設立に対し、人材の育成こそが国家百年の大計を実現させるものだと将来を見通していた。同時期には早稲田の大隈重信や慶應義塾の福沢諭吉、津田塾の津田梅子といった私学人のほか、キリスト教プロテスタント系の宣教師が横浜や神戸、大阪といった港町を中心に学校を創設し、英語を中心に先進的な教育を行っている。関西には100年以上の歴史を持つ私学も多く、その後もさまざまなタイプの私学が誕生してきた。いま、世界や国内を見渡した時、様々な分野で活躍する人材の中にも私学出身者が多いのも納得できるだろう。

毎年2日間の入試を行う神戸女学院中学部

関西エリアの入試状況をチェック!

2006年は「近畿統一入試開始日」が設定された年で、それ以前は奈良・和歌山エリアの私学が先行して入試を行った後で、大阪・兵庫・京都がつづくという形だった。2016年入試の「近畿統一入試開始日」は1月16日(土)で、それ以前にしっかりと試し受験もしておきたい。年が明けてすぐに岡山の私学や四国・九州など寮のある学校が大阪・神戸で試験会場を設けて入試を行う。まずはそこで入試本番の様子に慣れ、合格を得ることが大切。1月16日に第一志望校を受験し、その後、後期日程でどういった併願受験を行うかなど、家族間あるいは進学塾のスタッフと綿密な打ち合わせが必要。午後入試の設定や科目選択制の入試も多いので、併願パターンの決定と受験スケジュールの確認は確実に!

様々な教育環境、わが子に合った学校選択とは

公立の中学校や高等学校と違い、私立中高一貫校には学校の数だけ校風がある。
キリスト教や仏教など宗教的情操を柱に教育を実践する私学も多いし、男子校・女子校・共学校の別、あるいは一学年の編成クラス数による学校規模の違い、併設の大学を持っているかなど、多種多様な校風を持つのが私学の魅力。多くの私学が全人教育を目ざしながらも、そのアプローチ方法・手段はそれぞれで、当然それらの違いが日々の生活や学校行事の中にも表れてくる。文化祭ひとつを例に挙げても、二・三校を回ればその違いは一目瞭然で、行事の意義として何を伝えたいのかが明確になる。
毎年、ゴールデンウィークに文化祭を行うのが、神戸市灘区の親和神戸海星女子学院。親和の文化祭は生徒会「親友会」のメンバーが中心となって行われるが、多彩なイベントと舞台ステージ、展示発表といった盛りだくさんの内容となっているのが特徴。一方の神戸海星は、親和の半数ほどの小規模校で、カトリック系女子校らしい手作り感あふれる、温かみのある文化祭となっている。このあたりの雰囲気の違いによる好みは、実際に足を運んで体感しないことにはなかなか伝わらない。

「将来をどのように生きていくか」、中高6年の間で人生設計を考えさせられる私学だが、進学校の生徒の多くは国公立大学への進学志向が強く、それに向けた独自のカリキュラムによって教科教育が行われる。先生方による徹底した学力サポート体制は、いまや私学の代名詞にもなっているが、全国最難関と言われる私立中学校でも、豊かな教育を身につけるための、幅のある教育が実践されている。
一方、大学継続校は、もともと大らかな雰囲気の中で様々なアクティビティを行っている。今回はキャンプ活動も教育の大きな柱としている関西学院の青島キャンプ(5泊6日)に密着。無人島で生活する中学2年生の様子をぜひ見てほしい。

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