中学受験繰り上げ合格という言葉を耳にしたことがある方も多いと思いますが、いまいちよく理解していないという方も多いのではないでしょうか。
中学受験繰り上げ合格とは要するに補欠合格のことを指しています。
合格発表の時は不合格となっていたものの、その後何らかの理由によって繰り上がり合格になってしまう、というようなケースです。
学校は決められた定員数に沿って合格者を出しますが、生徒によっては滑り止めで受験している方もいますし、入学を辞退してしまう方もいます。
こうしたケースにおいて補欠合格というシステムが働くのです。

学校側としては入学を辞退する生徒が現れることもあらかじめ予想していることが多いですし、そのために定員よりも多めに合格を出すことが普通です。
しかし、毎回その読み通りに進むということはなく、時には読みが外れてしまうこともあります。
定員数に達しないといろいろと問題になりますから、繰り上げ合格を出すのです。
一度不合格になってしまった方からすると棚からぼたもち状態ですが、とりあえず合格になるのはうれしいことでしょう。
補欠合格になるパターンはほかにもいろいろありますから、気になる方はしっかりと調べてみると良いでしょう。