校訓は「至誠（誠実であること）力行（力の限り目標に向かって努力すること）」。校内に山・谷・池があり、自然に恵まれた環境。「授業を中心に、予習・復習など日常の学習習慣を怠らなければ必ず高い学力がつく」という考え方が基本。中1・中2は医進・特進混合クラス、英・数では約20名の少人数授業を実施。中3からコース別カリキュラムとなる。医進では中3で医療に関わる事柄をテーマとした卒業論文を完成させ、将来医療に携わることへの動機付けを行っていく。志の教育を重視し、倫理観を養う研修や医療現場を体験する授業も設定。特進は高2で文理分け。

1979（昭和54）年、奈良学園中学校・高等学校開校。2000（平成12）年、共学校化。2009年８月、生徒もスクールプロジェクトとして構想に加わった新校舎が完成。2012年、スーパーサイエンスハイスクール（SSH）の指定を受けた。2019年、奈良学園中学校・高等学校創立40周年記念式典挙行。

松尾山中腹の自然に囲まれており、広大な校地面積・自由な校風が特徴である。ホタル再生プロジェクトの一環で校内には池や人工の川などがあり、毎年ホタルが観察されている。学舎は、校舎（中学棟、高校棟、図書室、職員室等）、NGプラザ（食堂・大教室、音楽、書道、美術教室）、サイエンス館（物理、化学、生物、地学の各教室、視聴覚室、家庭科教室）、青雲館（柔道場、剣道場、２階は卓球場）など、充実している。

中高一貫教育の｢特進コース（難関国公立大学への現役合格を目指す）｣｢医進コース（国公立大学医学部への現役合格を目指す）｣、高校課程からの｢理数コース｣と生徒の夢や目標に合わせて3つのコースを設置。一人ひとりの資質を最大限伸ばすカリキュラム構成で、希望進路の実現へと導く。中学1・2年の基礎課程では、特進・医進とも同じクラスで同一カリキュラムのもとで学ぶ。中学1・2年の英語・数学では、約20名の少人数制を実践し、きめ細やかな学習指導を行う。中3進級時にそれぞれのコースへの編入者を若干名募集する。

〇運動部　陸上部、卓球部、テニス部、剣道部、アーチェリー部、柔道部、サッカー部、バスケットボール部、バドミントン部、中学・高校野球部、バレーボール部、水泳同好会　〇文化部　囲碁将棋部、歴史研究部、交通問題研究部、DANCE&VOCAL部、茶華道部、園芸部、室内楽部、科学部、ESS、天文部、文芸部、軽音楽部、美術部、クイズ研究同好会

・入試に向けて予想したR4（※）偏差値一覧
・入試結果R4（※）偏差値一覧

※『R4』とは、合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階（RANGE＝レンジ）を示し、『R4＝80%、R3＝50%、R2＝20%』を意味します。