「世界を舞台に堂々と自分の意志で立ち、行動できる人を育てる」ことを建学の精神とし、「知力、体力、人間関係力」を身につけることを教育目標にしている。国際理解教育を重視しており、全員一度は海外経験をする。授業や学校行事、部活動を真剣に取り組み、いかなる舞台に立っても生きていくための素地を養うことに力を入れている。長年のグローバル教育が評価を受け、文部科学省より2015年度にSGH（スーパーグローバルハイスクール）指定校、2021年にWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業」の拠点校に採択される。

1925（大正14）年京都市吉田に京都商業学校を設立。創立者は辻本光楠氏。1990（平成2）年京都学園高等学校に校名変更。中学校は2000（平成12）年開校。2021（令和3）年より、学校法人永守学園と法人合併、京都先端科学大学附属中学校高等学校に校名変更。

周囲には妙心寺、龍安寺、仁和寺といった幾つもの世界的に有名な古刹が点在する緑の多い静かな環境。2008（平成20）年に創立者の名を冠した「光楠館」（高校校舎）、90周年を迎えた2015（平成27）年には「翠嵐館」（中学校校舎）、2019（令和元）年には「K.G Cafe PhiΦ（食堂）」が竣工。他に高校特進A（国公立大）コースの専用校舎にリニューアル。設備では、600名収容の多目的ホールや特別教室、90席のブースを備えた自習室を配置。体育館は3つあり、冷暖房も完備。より充実した体育の授業、部活動が展開できる。他にも図書館棟（蔵書数約33,000冊以上）、コンピュータ室2教室、理科実験室（化学・生物教室、物理・地学教室）など教育環境が充実している。

GN（GLOBAL NAVIGATOR）コース、SクラスとAクラス体制。グローバル教育・英語教育はNativeと日本人のＷ担任制で、連絡事項等はAll English。また日頃の英語学習の実践、国際感覚を磨く場として、カナダ研修旅行やスウェーデン研修を実施。ICTを活用した4技能や語彙力など基礎・発展まで幅広く学習。学力を伸ばす 英語･数学はグレード別授業など効果的な先取教育を実施。ハイレベル講座やオフィス・アワー（勉強会）・寺子屋（自習会）で学力の定着と自学自習の習慣化を図る。本校独自の探究型学習「地球学」幅広い分野の講義やフィールドワークを実施。ホンモノに触れることで知的好奇心を喚起し、ワクワクする心や主体的に考え行動する力、国際理解の精神を育む。

協働生活を通して相互理解を深め、豊かな人間性を養う「心の教育」に重点をおいている。年間を通して、文化的・体育的行事（オリエンテーション実習、カナダ研修旅行、シアターラーニング、林間学舎、夏冬収穫祭、文化祭、体育祭、校外学習・写生大会、合唱コンクール、スキー実習）など多種多様な企画、運営がされている。クラブ活動は、運動系は9部、文化系5部が活発に活動している。特に柔道部は、中高ともに毎年京都代表で全国大会に出場。生徒会活動も盛んに行われており、自分たちで主体的に考え、アイデアを出し合い、団結力をもって行事を引っぱっている。学校生活のあらゆる場面で、生徒たちのエネルギーがみなぎっている。

・入試に向けて予想したR4（※）偏差値一覧
・入試結果R4（※）偏差値一覧

※『R4』とは、合格可能性を示す数値で、偏差値による合格率の各段階（RANGE＝レンジ）を示し、『R4＝80%、R3＝50%、R2＝20%』を意味します。